2017

資金繰り

納税資金

納税資金は銀行融資の対象となる資金使途です。法人税等が発生する業績が好調な企業ですから取り組みやすい融資です。消費税は対象外ですが、運転資金として融資申し込みは可能です。年税額から毎月の消費税分を積み立てておくことも必要です。
資金繰り

資金繰り表の作成

資金繰りは資金繰り表を使って管理しましょう。それは自社の経営安定のためだけでなく、金融機関との融資取引においても非常に重要な書類だからです。作成する中小企業は少ないですから、精度の高い資金繰り表を用いて交渉すれば融資交渉は有利に働きます。
銀行融資

融資審査に必要な資料

融資審査に必要な資料は決算書以外に、試算表、資金繰り表、金融機関別取引推移表、経営計画書、他にも契約書や取引先別の仕入や売上明細です。積極的に提出し、担当者が迅速に稟議書を作成できるようサポートしましょう。
資金繰り

売上債権回転期間

売上債権回転期間は、売上債権(受取手形や売掛金等)が月商(月売上高)の何か月分あるのか、そして現金として回収されるまでの期間を示す指標です。長期化すれば資金繰りが苦しく回収不能債権の存在等が疑われます。
資金繰り

勘定合って銭足らず

「勘定合って銭足らず」という言葉があります。利益は出ていても、掛取引や減価償却費、借入金の返済等が影響し「利益=キャッシュの増加」とはならず、むしろ利益よりも現預金の増加は少ないことが多いですから、決算近くなったら納税で悩まないよう資金繰り確認を。