よく「運が良い」または「運が強い」という言い方をします。

運が良いというと、自分は何もしなくても、悪いことが回避できたり、良いことが降りかかってきたりするようなイメージで、運が強いというと、自分の努力で悪い運を良い運に変えることができるようなイメージかなと私は思っています(違っていたらすみません)。ここでは「良い」も「強い」も「良い」で統一しています。

運が良いか悪いかは人によって差があると思います。ひょっとしたら、そう感じるだけでみんな平等なのかもしれませんが。誰もが運は良くありたいと思っているはずです。

何度もやってくる経営危機を乗り越えるためにも、運の良いことが経営者には必要なものかもしれません。

実際、危機を乗り越えている経営者は、もちろん経営能力等も影響しているけど、運は良いと感じるのです。

実際に遭った運が良い・運が悪いケース

これは実際に当社のお客様であった例です。仕事の受注に景気だけでなく政治的なものも影響する顧問先があります。仕事の受注量には大きな波があり、全くない時期があったりします。そのため、資金が底を尽きそうになる危機を2度経験しました。しかし、2度とも会社の残った資金を競馬につぎ込みました。すると、どちらも数百万円から数千万円儲けて危機を乗り越えたのです。

逆に運の悪いケースもありました。

私が独立した頃の顧問先で、小売業を秋葉原で始めました。秋葉原でも少し有名になって若者に人気が出てきて商売は順調のように見えました。しかし、社員の1人が会社のお金や商品に手を出して逃走。悪い事は続くもので、そのお店は地下にあったのですが、お店の天井を通っていた下水管が破裂し商品がすべてダメに。貸主さんからお詫びにと2階の広いフロアを格安で借りることができたものの、これまで入口が大通りに面していたときと違い、大幅に来店客数が減少してしまいました。さらに、社長はその頃から体調が悪化していき働くことも困難に、結局は閉店に追い込まれました。

運が良くなることをしている経営者

うまく行っている会社の経営者は、運が良くなることを何かしている方が多いように思います。

ある顧問先は、採用試験で社長とゲームをして勝った人を採用しています。自分より運の良い人を採用する事で、会社の運気がどんどん良くなるからだと説明してくれました。そのおかげか、10年以上連続で売上・利益ともに増加しています。

別の顧問先社長は、毎月1日に近くの神社にお参りに行っています。こちらは事業内表を評価してくれた投資家から数億円の出資が決まりました。数年前だったでしょうか、「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」とかいう本が売れたようですが、案外効果あるのかもしれません。

私は神様の存在やお参りした効果があるのかどうかは分かりません。しかし、資金繰りにゆとりができると、心にも余裕ができて前向きに経営できるのと一緒で、運が良くなる事を実行することで自分は運が良いと信じ込むことが、経営者の行動にもプラスに作用しているのかと思います。

銀行や税理士事務所等で勤務した経験を活かし、経営者の右腕・参謀として資金繰りや経営改善、銀行取引についてご支援します。相談できるコンサルタントや専門家がいなければいつでも連絡してください。

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