経営者

社長は定期的にチェック

2018-04-05

最近、ビートたけしさんの独立から始まったオフィス北野の問題が大きく取り上げられています。

最近の報道によると、

・たけしさんが知らない間に森社長が筆頭株主になっていた
・役員報酬の高さ
・社員の給与の高さ

などが問題となっているようです。そして、たけし軍団の待遇があまり良くないような話も聞かれます。

「ビートたけし・たけし軍団VS森社長」という関係みたいですね。

どちらが正しいのかは分かりません。

しかし、実際にそれらの問題があったとしてですが、こういう問題は私が相談を受けた企業でもありました。社員が会社のお金数千万円を持って逃げてしまった、知らない間に社員が自身の給与を引き上げていたとか。

かなり前のことなのですが、ある会社の社長は経営者としての仕事は全くせず、デザイナーとしての仕事に専念し、経営のことは経理社員と税理士事務所の担当者に任せていました。

その会社さん、かなり業績が良く資金繰りの悩みもなく完全に任せっきりでした。そして社長のチェックが全くないことから、次第に経理社員が異常に高額な給与を取るようになり、税理士事務所の担当者もいつの間にか退職し、コンサルタントとしてその会社に関与するようになっていました。

しかも、経理社員とかなり親しい関係になっていて、コンサルタントとしての仕事なんて全くしていないのに、月額顧問料50万円を取っていました。さらに二人の個人的に使った飲食代等もその会社の経費に入れていたのです。

ところが業績が悪化し始めた頃、社長が経理内容をチェックしようやく好き勝手にやられていることに気付いたのでした。二人を追い出したにしても、使われた金額は結構大きかったので、今後の経営にもしばらく影響を与えてしまいました。

中小企業、特に小規模企業だと、社長が営業や製造の現場で仕事をしていることが多いですね。しかし、人任せにはせず、経理にも少しは目を向けましょう。

不正をする人がもちろん一番悪いのですが、不正に手を出しやすい環境を作ってしまうのは、経営者にも責任があります。「部下が不正をしているようだ。調べて欲しい」と依頼されて調査したこともありますが、あまり楽しい仕事ではありません。

少なくとも、現預金がおかしなところに流れていないかだけでも定期的にチェックしてください。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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