銀行融資

中小企業経営

経営改善計画策定後のモニタリング支援

昨日訪問した顧問先は建築士さんです。最近は売上も順調に回復して、資金繰りもかなり改善してきました。 しかし、経営改善をお手伝いし始めた2年前は売上が減少傾向で、返済能力を超えた毎月の返済額が影響し資金繰りは常に不安定でした。 そこで「経営改...
銀行融資

総合的判断

金融機関は総合的判断を理由に融資を断ることがあります。ぜひ理由を聞きましょう。財務内容なのかそうでないのか、理由が分かれば対応が可能ですし、資金調達がしばらく不可能であれば銀行融資に依存しない資金繰り対策を考えていくことになります。
銀行融資

借り入れた資金の使われ方

経営が悪化し資金繰りに困窮している企業なら、「とにかくいくらでもいいから融資を受けたい」という考えになってしまうでしょうけど、そうでない普通の企業なら無計画に資金調達することはないでしょう。 「うちの業界も今後はやや落ち着きそうだ。売上も少...
中小企業経営

粉飾決算が一因となった倒産が増加

粉飾決算が一因となった倒産が増加しています。本来の返済能力を明らかに超えた借入金残高ですから、リスケジュール等で支援してもらっても経営再建は不可能に。粉飾決算を考えるような経営になったら金融機関への相談と経営改善を実行しましょう。
資金繰り

融資を受けたばかりでの再度申し込み

融資を受けて半年どころか3か月程度で再度申し込む企業に対して、金融機関は「しっかり資金繰りを管理できていないな」と感じるでしょう。 金融機関から融資が受けられても、経営者がその後の資金繰りを考えていないと、そのようなことになってしまうかもし...
資金繰り

建設業界の経営者さんへ

今期に入ってご相談を受けた企業の多くがなぜか建設関係。 この間のブログで書きましたけど、建設業の赤字企業の割合は約57%で、全業種の平均が62%ですから黒字の企業は多いです。確かにご相談に来られた建設関係の企業はどこも仕事がたくさんあり忙し...
銀行融資

融資は出ないのに期待を持たせる担当者

みなさんの会社を担当する行職員は、訪問して決算書を拝見したり、そのほかの経営状況を確認したりして、どう考えてもしばらくの間は融資をするのが難しそうだと思っても、「社長もう御社はしばらく融資は無理ですよ」とは言えない、というか言わない担当者が...
銀行融資

債務超過でも業績は好調

貸借対照表の右下には純資産があります。自己資本とも言いますが資本金やこれまでの利益を積み上げた数字が計上されています。 もしここがマイナスだとしたら資本金以上の累積赤字を計上していることになり、いわゆる債務超過という状態にあります。 債務超...
銀行融資

減価償却費が原因で赤字

減価償却費が多額になったことで赤字決算になることもあるでしょう。だからといって減価償却費の未計上は粉飾方法の一つですから必ず計上しましょう。返済能力(利益+減価償却費)が認められれば金融機関は債務者区分は正常先として扱うことができます。
資金繰り

返済原資は「利益+減価償却費」?

借入金の返済能力を見る財務指標として債務償還年数があります。 計算式は金融機関によって考え方にやや差はありますが次のようなものになるでしょう。 ・営業利益+減価償却費 ・経常利益+減価償却費-法人税等 ・税引き後利益+減価償却費 どちらにし...