中小企業経営

早期発見が重要

2019-04-23

私は高校3年生の時、虫歯の治療をしてもらったのですが、あまりにも酷かったらしく右奥歯の1つを半分以上削ったのでとても痛かった経験があります。もうあんな痛い治療は嫌だと思ったので、今は1年に1回、痛くなくてもお世話になっている歯医者さんに行きます。そのおかげで30年近く虫歯はありません。

それと私は大学生の頃、眼科医から「将来、緑内障になる可能性が高いから、40歳を過ぎたら時々診てもらいなさい」と言われていました。

言われた通り、40歳を過ぎた頃から半年に1回程度は、進行していないかチェックしてもらっています。緑内障は今のところまったく問題ありません。

虫歯がひどくなってもさし歯や入れ歯で何とかなるでしょう。しかし、病気によっては進行が進むと取り返しのつかないことになる可能性があります。

経営者の皆さんは健康に気を使っているでしょうか。中小企業だと、健康診断にも行かない方が多いですね。大企業は社長が亡くなっても次の社長がいくらでもいますけど、中小企業は社長の影響力が大きいですからそうはいきません。「数値計画を達成したい」「早く黒字にしないと」「返済を再開したい」と焦る気持ちは分かりますが、自分の健康にも気を遣うようにしましょう。

また、自社の経営状況の健康診断もしていますか。「利益率が悪化した」「売上が減少している」「赤字に転落した」、「でも資金はまだ余裕があるしこれから何とかなるだろう」と安易な考えでいたら、かなり重症な経営状態になってしまった会社さんは多いです。当社に相談されるとき、「何でもっと早く対策を取らなかったのだろう」と後悔する経営者さんは多いです。

顧問税理士や経営コンサルタントがしっかり顧問先の経営をチェックしてくれていれば、問題の早期発見と解決を図ることが可能でしょう。しかし、現実にはそういう対応はあまり期待できないことが多いようです。

もし残念ながら自社はそのような環境にあるのでしたら、年に1回は専門家にチェックしてもらうようにしてください。

人の体と一緒です。経営は順調でどこも悪くなっていないように思っても、見えにくいところから徐々に悪化しているのです。経営でも早期発見が重要です。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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