資金繰り

増えてきた資金繰りのご相談

2020-12-14

予想通り資金繰りのご相談が増えてきました。

土日にお問い合わせフォームからのご連絡、そして今日は2件お電話がありました。どれも融資を断られたという内容です。内容を聞いてみるとかなり深刻な状況ですね。

例年、今ぐらいの時期は資金繰りが苦しい、新規融資で苦労している等、資金に関する内容が急増します。

今から準備して金融機関に融資申込みをするにしても、すべて書類が準備できて今日あるいは明日にできるのなら、信用保証協会や政府系金融機関もまだ可能性はあるでしょうが、来週あたりに申し込みでは難しいでしょう。プロパー融資なら日数的には間に合うとしても、日頃から信頼関係ができていないと難しいと思います。それにプロパー融資が出るような企業には、すでに金融機関から提案を受けるはず。

それ以外にはノンバンクやファクタリングによる資金調達はありますけど、金利や手数料の大きな負担が問題となりますし、リスケジュールは資金の流出を抑えられる効果はありますが大きな資金調達はできません。

資金調達が無理なら、それ以外には売上代金の回収をできるだけ早めに、そしてすべての支払いを待ってもらうしか資金繰り改善の方法はありません。

それは信用力に大きな傷をつける可能性もありますが、今回はコロナでどうしても依頼せざるを得ないのでしたら、一日も早く取引先に相談しなければなりません。

金融機関や取引先に対して、「こんな相談や依頼をしていいのだろうか」とグズグズ悩んで行動が遅れるほど、結局は相手に迷惑をかけることになります。

資金繰りで悩んでいる(これから悩むことになりそう)なら、すぐに金融機関、取引先、税務署等に相談しましょう。誰かに相談して判断したいのなら、いろいろな専門家に相談する方がいますけど、信頼できそうな人を決めてアドバイスを求め従ったほうがいいですよ。

「自社の厳しい現状から目を背ける」「人に頭を下げるのが嫌だ」、そうやって問題の先送りをすると事態はより大きくなるし対応が難しくなっていくのです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

-資金繰り
-