社内の雰囲気

ホームページやブログをご覧になった企業からの依頼を受け私が訪問させていただくと、社内の雰囲気が落ち着いているというのではなく、暗いというか、居心地の良くない雰囲気を感じる時があります。そういう雰囲気の企業はほぼ間違いなく業績が悪い。

中小企業でよくあるのは、経営者がワンマンで社員の意見なんて聞かない、日頃から社員に厳しくあたる、それではやる気が失せてしまいます。「どうせ頑張っても給料は変わらないし、言われたことだけをやっていればいい」という思考になってしまいます。

創業期は非常に限られた経営資源を集中させて、他社と戦っていかなければなりません。分散するわけにはいかないから、経営者が先頭に立ち、社員は黙って付き従う必要はあるでしょう。しかし、いつまでも企業がそんな状態ではやはり大きな問題となります。

雰囲気は経営状態を反映していると思います。社内のコミュニケーションがうまくいっていない、労働意欲が低いでは業績回復とはなりません。経営を良くしていきたいのなら職場の雰囲気改善も重要です。気持ちよく働ける職場環境を作っていきましょう。

社員がアイデアや意見を言いやすい雰囲気は企業の成長には必要ですが、そこで経営者が「だからお前はダメなんだ」などと言っては、「どうせ意見なんて聞いてもらえない」となってしまいますし、お客様からの意見等も上司に報告しなくなってしまうでしょう。

また、人間は失敗をするものです。だから仕事を一生懸命やって失敗するのはある程度発生します。そこで問題なのは社員が叱られるからとすぐに報告しないことです。失敗を上司にすぐ報告したら叱らない、しかし隠したり報告が遅れたりしたら、その時はしっかり注意をするべきでしょう。失敗を恐れるような職場になっていませんか。

経営者のみなさんは、売上や資金繰りには強い関心を持ちますが、職場の雰囲気にはそうでもないことが多い。経営を良くしていくには社員の頑張りが不可欠です。働きやすい雰囲気を作っていくことも経営者の仕事なのです。

だからといって社員に「うちの雰囲気はどう?」と質問しても、上司に正直なことは言ってくれないかと思いますから、取引先を訪問して自社と比較してみる、あるいは親しい経営者仲間等に聞いてみるのもいいでしょう。

銀行や税理士事務所等で勤務した経験を活かし、経営者の右腕・参謀として資金繰りや経営改善、銀行取引についてご支援します。相談できるコンサルタントや専門家がいなければいつでも連絡してください。

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