中小企業経営 銀行融資

古い情報よりも専門家の最新アドバイスを

2017-12-22

無料相談で時々あることなのですが、電話でご相談内容を一通り伺ってこちらが「○○したほうがいいですよ」とアドバイスをすると、「ネットには違うことが書いてあった」、「△△さんの本には□□と書いてあった」、「以前支援してくれたコンサルタントは××と言っていたけど」とおっしゃる方がいます。

経営者として、いろいろなところから情報を仕入れているのですから、そのようにおっしゃるのはとてもいいことだと思います。しかし、私に相談しておきながら、なぜかネットや本に書いてあったことが正しくて、私のアドバイスを否定してくる人がいるのです。

だったら、私なんかに相談せず、ネットや本を参考に行動されればいいのにと思ってしまいます。

先日もあったのですが、創業融資を受けて事業をスタートさせたら、事業計画内容よりも業績が好調で、もっとお客様を増やしたいということだったので、融資を受けられないかというご相談がありました。

私がそれなら前向きな資金使途だし、前向きに応じもらいやすいので、具体的なアドバイスを申し上げました。

しかし、「創業融資で目一杯借りているからしばらく融資は受けられないよ、とその時支援してくれたコンサルタントから言われたので無理だと思う」とおっしゃるのです。融資を受けたいとおっしゃるから、「申し込んでみたらいかがでしょうか、書類作成等の準備が必要ならお手伝いします」と伝えているのですが、「どうせ申し込んでも無理」との返事です。

私は一体どうしたらいいのか困ってしまいました。

このブログやホームページに書いてあることがすべて完璧ではありません。以前書いたことが古くなっていたり、ひょっとしたら間違いもあるかもしれません。

それに昨年8月22日に書いたブログ「ネットの情報が正しいとは限らない」にも書きましたが、ネットには正しい情報もあれば間違った情報もあります。本でしたらどんなに立派な人が書いても、出版された時の内容が更新されずどんどん古くなっていくだけです。以前、専門家から受けたアドバイスも同じです。

また、同じ相談内容でも、企業によってアドバイスが異なってくる事も多いです。

先ほどの例でいえば事業がスタートした時とは大きく違うわけです。創業時のコンサルタントが難しいと言っても、計画を上回った実績を出していれば取引金融機関に相談する準備をするべきでしょう。

情報収集は行っていただいて結構ですが、あくまでも参考程度にして、自社にとってベストかつ最新のアドバイスを得るためにも、専門家に直接相談するようにしてください。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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