ネットでこんな記事を見つけました。『実家の崖っぷち温泉を再建 元カリスマギャル「女将」への転身』。テレビで放送されたみたいですね。
カリスマギャルとして有名な女性が、実家の廃業寸前だった温泉女将に就任し再生させたという内容です。
これまでの温泉女将というイメージとはかけ離れていることや若かったことから、
・結婚していない小娘に女将は務まらない
・修行させた方がいい
・女将は黒髪でなければ。派手な髪色はだめだ
と反対する常連客がいたようです。しかし、これまでとは違う視点から次々に改革を実行し結果を出しているとのことでした。
常連客はとても大切ですが、それだけでは将来の売上は先細りしてしまいます。やはり新たな顧客を開拓する努力も必要でしょう。
最近、顧問先になってくださったある企業でも、今まで社長夫婦と弟夫婦の4人が中心となって経営してきました。長年のそんな変化がない環境に一時的ですが専務の息子が仕事を手伝うことになり、ネットを使った集客や販売、今までほとんど手書きの経理から会計ソフトの導入、これまで当たり前にやってきた業務に無駄がないか見直しをするなど、大きく変化し始めています。
他社ならごく当たり前のことなのですが、この顧問先にとっては大きな改革です。
以前このブログでも書きましたが、神奈川県のある顧問先は建設関係の仕事をしています。今まで採用したのはすべて男性。
しかし、社長は最近の根性ない男性に嫌気がさして、女性(しかも若くてかわいい)を建設作業の社員として採用しました。
社員はすべておじさんなので、娘みたいな女性の入社にどう接したらいいのか戸惑いもあったようですが、今ではとても仲良く社内は明るい雰囲気になりました。それに取引先からも評判が良く経営にもプラスです。確かに男女の体力差はありますが、とてもやる気がある女性なので社長も満足しています。
このように、これまでとは違う人材を受け入れることで、新たな取り組みへの着手や、社内雰囲気が良くなり、大きく経営改善が進むことはよくあります。
経営者の多くは、今までやってきたことを否定されることが嫌だと思います。しかし、これまで社内にはいなかった年代、性別、雰囲気等の人たちを受け入れるのも、経営改善策の一つかもしれません。
あるいは経営者さんでご家族がいらっしゃるのであれば、その方たちから意見をもらうのもいいのではないでしょうか。
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