経営者

儲からないのは経営者の責任

2017-07-03

顧問先を定期訪問していると、「他の業種は景気いいですか」「今はどんな業種が調子いいのでしょうか」「他社さんはどうですか」等という質問を非常によく受けます。

みなさんも取引先等と会うと「今日はいい天気ですね」といった内容から会話を始めることが多いと思いますが、私みたいなコンサルタントに対しては、天気の話題を出すのと同じような感覚で他社の事を聞いてくる感じなのでしょう。

ただ、こういう質問はどう言っていいのかちょっと悩みます。

なぜなら、どの業種でも儲かっている企業と、儲かっていない企業があるからです。

だから、どの業種が調子良いとか、調子悪いというように分けられないのです。

世間から見て不況業種であっても、儲かっている企業と、儲かっていない企業は確実に存在します。

思ったような経営ができなくて、「他社はどうなのだろう」と聞いてみたくなる気持ちはよく理解できます。

そこで私がためしに「どこも業績は悪いですよ」と言ってみます。

そうすると、しっかりした経営者は、「業績の悪い企業が多かったとしても、業績を伸ばしている企業だってある。自分たちもそんな企業になれるよう経営改善していこう。早く新商品(新サービス)を提供していこう」という発言が聞かれます。

しかし、業績が回復しない企業の経営者は、「やっぱりそうですよね。景気が回復してきたとかいったって、中小企業には関係ないですよね。政治家にはもっとしっかりやってほしいですよね」といった内容の発言が目立ちます。

中小企業が儲かるかどうかはやはり経営者で決まると思います。

景気が良い時に業績が良いのは当たり前です。悪い時にどうやって結果を出していくか、経営者の能力が問われるところです。

中小企業は大企業と比較して、人材も資金も経営資源がすべて不足しています。

しかし、経営者が変わるとすぐに経営結果が出やすいのが中小企業です。

当社のお客様でも、赤字経営、債務超過、税金滞納、銀行への返済が延滞している等の状況から回復した企業はいくつもあります。共通しているのは経営者が意識を変えて、様々な困難から逃げずに経営してきました。

皆さんは一人ではありません。役員そして社員、経営をサポートしてくれる専門家がいるはずです。

経営者の皆さん、皆さんが変われば、きっと会社も変わってきますよ。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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