中小企業経営

自社の健康チェックしてますか

2020-10-01

今年は新型コロナウイルス感染症で始まり、新型コロナウイルス感染症で終わりそうですね。残りもあと3カ月となりました。

当社の顧問先は、みなさん仕事が減ったと愚痴をこぼしていません。新たな営業活動を行ったり、今まで忙しくてできなかった新商品開発や業務に関連する勉強をしたり、これからの売上獲得に役立つ行動をしています。

しかし、コロナウイルスの影響が決算書にも表れています。みなさんの決算書も損益計算書は売上の減少により利益減あるいは赤字決算、貸借対照表は現預金の減少、借入金の増加、純資産の減少または債務超過になっているかもしれません。

売上が減少していてもかろうじて利益は出ている、あるいは借入金は増加してもいざという場合に備えて預金を増やしたことが原因ならいいでしょう。

利益が出ない、現預金が減少傾向にあるなら、早期に対応策を実行しなければなりません。融資を受けた資金がまだあるからと安心している時間はありません。

春頃は日本政策金融公庫が積極的に融資してくれましたが、民間金融機関は企業側からすると信用保証協会ばかりに頼り、やや慎重に対応した印象だったと思います(もちろんそうでない金融機関もありますけど)。これから年末に向けて企業業績はコロナ感染者増減の影響を受けるでしょうし、金融機関から前向きな支援が受けられるとは限りません。

ぜひ自社の健康診断をしてみませんか。

私たちは健康診断を受けることで、血液や尿等から数値に異常が出ていれば、これから何に気を付ければいいのかが明確になります。企業も同じです。早期に改善ができますから、経営上の病気発症リスクを下げることが可能です。

「まだ大丈夫だろう」「何とかなるよ」と思っているうちに、倒産という大病は近づいているかもしれません。

薬や簡単な手術で完治するよう、早期に専門家のチェックが必要なのです。病気が進行すれば死亡リスクが高いですし、あるいは延命治療程度しかできなくなります。良くても今後の生活に支障が出るかもしれません。

ぜひ企業も年に1回は健康診断してもらいましょう。当社でも顧問先には健康診断を行っています。みなさんも少なくとも決算書が出来上がった時には、顧問税理士やコンサルタントにチェックしてもらってください。

後で「もうちょっと早く動いておけば」と、後悔する経営者さんは本当に多いですから。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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