銀行融資

メリットのある担当者ですか?

2019-03-19

お付き合いのある金融機関は1行だけというより複数あると思います。

それは1行取引だと消極的な姿勢になったとき、他行から資金調達できなくなってしまうからですし、複数の方が適度な競争が生まれ、金利などで有利な条件を引き出しやすいメリットもあります。

特に担当なんていない(来てくれない)企業もあるでしょうが、とりあえず担当者がいるみなさんの所に来てくれる行員は、どんな対応をしてくれますか。

訪問してきても「借りてくれませんか」「おすすめの金融商品があるのですが」「保険に入ってくれませんか」と自分の営業ばかり優先していないでしょうか。それでも他行より低金利の融資を手案してくれれば、まだ私たち企業にもメリットはありますが。

ただ、それならどの行員でもできることです。

行員としても営業目標がありますから、自分自身のために少しは動くことも仕方がありません。しかし、やはり相手(企業)にもメリットのある提案をしてくれているでしょうか。

昨年、当社の顧問先が資金繰りに悩みリスケジュールの相談をしました。経営改善計画策定支援事業を利用して、全取引金融機関からの支援を取り付けることに成功しました。さらにメインの京葉銀行は、資金繰り支援だけでなく販路開拓でも支援するとビジネスマッチングに協力してくれました。

販路開拓を支援となると、そう簡単にはいかないこともあるでしょう。しかし、資金繰りが改善されるような融資の提案、設備が老朽化して年間の修繕費がかさんでいることが決算書でも明らかなら、設備資金を融資しての機械導入を提案する、取引先の経営改善の成功事例の紹介、補助審のお知らせ等、ただ借りてくださいとお願いするだけでなく、こちらにもメリットのある提案をして欲しいものです。

もしそういう提案ができる担当者がついてくれているのなら、他行よりも多少金利が高かったとしても大切にしたほうがいいかもしれません。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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