銀行融資

メインバンク選びの考え方

2021-03-30

メインバンクといえば、どのような金融機関をイメージするでしょうか。

融資残高が一番多い、あるいはプロパー融資が一番多いというのもあるでしょう。融資がなければ預金残高が多い、売上の入金が多い金融機関をメインバンクと考えるかもしれません。

ここではいくつかの金融機関と融資取引をしているとしましょう。その場合、やはり残高が最も多いところをメインバンクと考えるでしょう。

メインバンクには、担保や信用保証協会の保証を多く提供し、かつ振込手数料等の各種手数料支払いも多いと思います。メインバンクもそんな融資先企業には、他行よりも積極的な支援をしてくれていることでしょう。

しかし、メインバンクなのに、あまり自社の事を支援してくれない金融機関はありませんか。みなさんのメインバンクはいかがでしょうか。このような金融機関ではありませんか。

・融資残高が最も多いのにすべて信用保証協会の保証付き
・業績も悪くないし業歴もあるのにプロパー融資ではまったく応じてくれない
・決算書だけでしか評価してくれない
・困った時に頼りにならない

もしそうなら本当のメインバンクではないと思います。

メインバンクを変更するのは慎重にした方がいいのは間違いありません。融資残高に合わせて付き合ったほうがいいという意見も理解できます。

しかし、メインバンクという立場に胡坐をかいて、企業側にメリットのある融資を提案してこない、リスクを全く負わない金融機関(あるいは担当者)をメインバンクとしても企業側にメリットはありません。

たまたま担当者がハズレということもあるでしょうが、金融機関自体がそうなら、やはりメインバンクの変更を検討することが必要でしょう。いきなり実行するよりも、まずは他行との付き合いを深めてプレッシャーをかけるのがいいかと思います。

当社のある顧問先が取引している銀行がそうでした。

昨年非常に困った時、まったく訪問してくれなかったのですが、他行からは様々な提案をいただきました。そのうちの1行から融資を受けた後になって「うちがメインなんですけど」と言ってきました。

その後あせったのか、メインの座を奪われないようにといろいろ提案してくるようになりましたけど。

このような金融機関をメインバンクにしましょう。
・融資残高が最も多いだけでなく、プロパー融資でリスクを負いながら支援してくれる
・決算書だけでなく、自社の事業内容についても評価してくれる
・他行が消極的になってしまうような経営になっても最後まで支援してくれる

しかし、メインバンクをどこにするか決める場合、やはりプロパー融資をしたくなるような経営をする必要がありますし、また決算書以外の自社をよく見て欲しいなら積極的な情報開示が必要です。

金融機関とどうお付き合いをしていけばいいのか、意外とあまり考えていない経営者さんが多いです。自社の経営にも大きな影響を与えることですから、よく考えてお付き合いしていきましょう。

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