資金繰り

競争が激化しているファクタリング業界

2018-03-05

1月まではほとんどなかったのですが、2月下旬から当社のホームページにアクセスして下さるキーワードにファクタリングが目立ってきました。

それだけ中小企業の資金調達の手段としてファクタリングが知られるようになったのでしょうし、資金調達に困っている中小企業が多いという事なのでしょう。なお、ここで申し上げているファクタリングは2社間ファクタリングのことです。詳しくは当社ホームページ「ファクタリング」のページを参照してください。

当社はファクタリングを否定するつもりはありませんが、積極的な利用を勧めることもしない考えです。そのため、最近は利用する顧問先もないことから、最近のファクタリングの現状についてファクタリングでは有名な企業の担当者と会ってきました。

これまで手数料は15%~20%程度が普通でしたが、その有名なファクタリング会社でも当社のようなコンサルタントからの紹介案件である場合、かなり安くして取り扱うことが増えたということでした。というのも、ファクタリングの世界でもライバル企業との競争が激しいということでした。

しかし、回収リスクが大きいのに手数料が引き下がっているので、あまり高額な案件は慎重な姿勢のようでした。

2社間ファクタリングは手数料が高いので極力利用しない、利用するにしてもやむを得ない理由がある場合に限定して、1~2回の利用だけで済むようにしましょう。

まずは金融機関からの融資による資金調達、リスケジュールにより返済額の軽減により資金繰りを改善していくのが原則です。

その担当者さんも言っていたのですが、金融機関よりも早く結果が出て資金調達できるので、金融機関から借りられそうな企業なのに、ファクタリング会社に行ってしまう経営者が意外といるとの事でした。

高額な手数料でずっと利用し続けるのは経営悪化に陥りやすいですから、ファクタリングの利用は限定的にして、やはり金融機関からの資金調達を目指しましょう。

中小企業の経営者は、気が短い人が多いから、金融機関よりもファクタリング会社のほうが相性いいのかもしれませんが。

3月末までの金融機関からの資金調達はまだ間に合います。3月に資金調達が必要なら早めに行動しておいてください。

話は変わりますが、どこかは言いませんけど、何でもかんでも提携しているファクタリング会社を利用させて、紹介料を取ろうとしているコンサルタント会社(東京都港区)があります。

ファクタリングを利用しなければならない状況であれば仕方がありませんが、他の資金調達手段があるのに、紹介手数料を目当てにファクタリングの利用を勧めてくるのです。そういう専門家には注意してください。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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