銀行融資

困った担当者

2019-05-30

顧問先に来てくれるD金融機関の担当者は、仕事はできない、見た目は派手でお金を扱う人としては違和感があるし、そもそもやる気もあまりなさそうでちょっと問題がありの方です。

前任者は私が作成した試算表や財務分析資料をチェックし、適切な融資の提案をしてくれていましたが、今の担当者はそれがまったくありません。

その金融機関から借りなくても、他行からの融資セールスが積極的なので資金繰りには困っていません。何か困ったことがあって電話をすれば、すぐに上司が来てサポートしてくれますし。

でも、担当者の上司も指導する際はかなり気をつけているようです。厳しい指導をしてパワハラだとか、うつ病になったなどと言われないよう気を遣っているので、きつく注意もできないそうで、そのうちその上司がうつ病になりそうです。

顧問先も、前任者が良かっただけに能力差が大きく感じる今の担当者には不満を持っています。

金融機関は人事異動が付きものです。金融機関の行職員といっても仕事で活躍できる人とは限りません。融資が苦手な人なら相談を受けても、上司に報告しないのでもみ消してしまうこともあります。したがって、担当者のことで悩んでいるのなら、上司とのつながりを作っておく、融資の相談をしたら上司にも伝えておく、そうやって逃げられない環境にしましょう。

その顧問先は、その金融機関と関係が切れてもまったく困りませんけど、そうでない中小企業が融資を申し込んでも担当者が迅速に対応してくれない場合、仕入先などへの支払いができないなんてことになったら事業継続が困難になることもありますので。そういう行職員が担当者として取引先を担当する場合、必ず上司がしっかり管理をしているものです。しかし、金融機関が誠意ある対応をしてくれなければ、他行との取引も検討をしましょう。

ただ、すべての取引を解消するのは慎重にしましょう。というのもしばらくすれば人事異動があるのですから、それから判断してもいいということです。

現状維持で返済だけの付き合いにしておき、次に良い行職員が担当になってくれたら取引を再開すればいいだけです。

支店長でも攻めの支店長の次は守りの支店長が来ることはよくあります。担当者でもできの悪い行職員の後は優秀な人が来ることはよくあります。

今の担当者に不満があってもただちに取引解消なんてことはしないようにしてください。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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