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1月1日号の特集はコロナ融資先の経営改善や資金繰り管理

2021-12-21

株式会社近代セールス社様から発行されている近代セールス2022年1月1日号、こちらの特集記事の一部を担当させていただきました。

特集のタイトルは「資金繰り表が起点! コロナ融資先の経営改善 いま行うべきコストや利益率の見直し支援」です。

近代セールス2022年1月1日号金融機関がコロナ融資を受けた取引先の経営支援をどのようにしていくべきか、資金繰り管理の重要性、そして売上総利益(粗利益)の重要性や値上げの交渉等について解説しています。

私は「売上重視型からの返還を促す! 利益改善のメリットと値上げ交渉の支援ノウハウ」を執筆しました。

近代セールスは金融機関向けの金融誌です。詳しくは近代セールス社様のホームページ「近代セールス」のページをご覧ください。

資金繰り管理をしましょう

経営改善が進みコロナ前の水準あるいはそれに近いまでに業績が回復したとしても、過剰債務によってコロナ融資の返済がスタートすれば、毎月の返済額が返済能力を超えることになるでしょう。

だからこそ経営者のみなさんは資金繰り管理の重要性に気が付いて欲しいと思いますが、いつも資金繰りが苦しいのにもかかわらず管理をまったくしていない中小企業が多い。資金繰りをしっかり管理している企業の経営は、していない企業よりも明らかに良いです。

やはり作り方が分からない、面倒くさいというのが理由でしょう。今月、ある顧問先の経理責任者の方に資金繰り表の作り方をお教えしました。やはり最初は苦労されるようです。しかし、一度作り方のコツを覚えるとそれほど困らずに作成できるようになりました。

それと資金繰り表作成は実績と今後の見通し分になるわけですが、見通しについて「予想が外れたらどうしよう」と思ったりしませんか。見通しと実績に多少の差が出るのが当たり前ですし、あくまでの今後の流れを把握するものです。

もし作成の仕方が分からない時は、顧問税理士やコンサルタント等に聞いてみましょう。もし教えてくれない時は当社にご相談ください。

資金繰り表を作成し今後の見通しが徐々に厳しくなってくるようなら、早めに金融機関からの資金調達に動きましょう。早めに動けばもし融資が謝絶されたとしても、少しは手持資金を持った状態でリスケジュールすれば、資金流出を防ぎながら経営改善に集中できます。

利益を意識してください

当社の顧問先では、軽油やガソリン、その他にも原材料価格が上昇している、という悩みをよく聞きます。

皆さんの業界でも原材料の価格が上昇していませんか。それに伴い値上げができていますか。もしかしたら他社に仕事を取られてしまうのではと、今まで通りの価格になっている場合はないでしょうか。

気持ちはよく分かるんです。少額の取引先なら影響はあまりないでしょうが、特に大口取引先を失うのではと不安でしょう。

しかし、売上原価が上昇しているのに、それを自社で負担しているのでは経営改善は進みません。かえって経営は悪化していくだけです。

「売上以上の利益は出ない。だから売上が最も大切だ」とおっしゃる経営者がいます。確かに大切ですが利益に注意してください。販管費そして借入金の利息支払いや元金返済をするには、売上総利益(粗利益)をしっかり確保しなければなりません。

減少した売上を回復しようとを無理をし過ぎた結果、粗利益率が低下、粗利益は増加したとしても、人件費や広告宣伝費等の経費が増えてしまい、営業利益で見るとより悪化するケースは多いのです。だからこそ売上だけに目を向けず、原価や利益・利益率にも注意をしていきましょう。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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