銀行融資

問題はあるけど解決できる

2019-01-11

経営問題を抱えていない企業は存在しません。それは理解していても、金融機関からマイナス評価を受けたくない心理から、好調をアピール(右肩上がりの売上計画とか)する中小企業というのは多いです。もちろん本当にそうなる理由があるのならいいのですが、ほとんどはそうならないし、根拠もない事がほとんどでしょう。

金融機関の担当者、特に融資課の行員、融資に強い行員は、人を疑うのが仕事みたいなものです。疑った立場から対応するので、あまりにも強気な話をすると警戒するし、仮にその計画を受け入れてくれたとしても、大幅未達となれば信用を失うことになりかねません。

ちなみに、銀行で仕事をするとわかりますが、約束を守れない人や騙す人が多いので、自然に疑う姿勢が身に付きます。

しかし、まだバラ色の計画を持ってくるだけマシなのかもしれません。というのも、「何をやってもうまくいかない」、「中小企業にとっては不景気続きでどうしようもない」、「今後のことなんて全く読めない」と嘆くだけの経営者も結構いるのです。

金融機関としては、できもしない計画をもらうのも困りますが、経営者の嘆きを聞きたくないし、姿を見たくなんてありません。それよりも、「当社には問題があります。しかし、それは〇〇〇によって解決できます(していきます)。」という説明が欲しいのです。

過去の反省も必要ですが、問題を明らかにし、具体的な対応策と、その成果を数字で説明する事を求めているのです。

数字を使って説明しましょう

金融機関に対して「何とか頑張る」、「経費を削減する」と説明するだけでは不十分です。

例えば、「営業社員を1人増やします。1人当たり年間〇〇〇万円の売上、そして粗利益率が△△%なので、年間×××万円の粗利益を予定しています」とか「固定費の見直しを行います。具体的には、駐車場をもっと安い場所で契約することで500万円減らします」といったように、数字で説明することが必要なのです。

このように具体的な数字を使うことで、金融機関にも納得してもらいやすいのです。

書類で説明できるように

金融機関は文書主義ですから、やはり書類を作成して説明した方がいいのです。それに口頭で説明しても、ほとんど覚えてもらえない可能性が高いと思った方がいいでしょう。

特に本部は書類がすべてで、それをもとに審査をしますから、なおさら書類をしっかり作って提出するのがベストです。

金融機関担当者が。自社の作った資料を丸写しすることで、本部や支店長の承認をもらえることが理想的でしょう。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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