中小企業経営

実績と差が出るからこそ計画書が必要

2021-01-28

当社の顧問先は、経営計画書作成の重要性を認識されていますが、「どうせ作ってもその通りに行かないのだから、時間やお金の無駄なんじゃない?」と考える経営者の方が数としては多いかもしれません。

しかし、それでも計画書の作成は必要です。むしろ計画と実績に差が出るからこそ必要なのです。計画と実績の差を見て予想が当たったとか外れたと、答え合わせをするために作るわけではありません。

例えば、経営者が考えた売上予想が実績と食い違いが発生していたら、顧客の要求に応える商品ではないといえるでしょうし、あるいは広告宣伝が弱くターゲットに認知されていないとも考えられます。

計画と実績の差が発生した理由を分析して、次は正しい方向を見つけ出すことが重要です。そのために計画書を作成することが必要なのです。

計画を策定するから実績との差に早く気が付き、迅速な経営改善に手を打つことができますから、企業業績にもいい影響をもたらします。

金融機関から提出を求められて経営計画書を嫌々作ったけど、後は机の中にしまったままなんて経営者さんもいるかもしれません。しかし本来、計画書は金融機関対策のためだけではなく、自社の経営のために作成するのです。

昨年はコロナの影響が出ていれば融資が出やすい環境にありましたが、もう1年近くが経ち、審査も通常通りに行われています。そんな時だからこそ他社がやっていない経営計画書を作成、今後の見通しを金融機関や信用保証協会にしっかり説明することで資金調達の可能性を引き上げていきましょう。

計画書があれば必ず融資が受けられるわけではありませんが、金融機関からの評価は間違いなくいいです。中小企業では社内だけで計画書の作成が難しいこともあるでしょう。当社ではそんな悩みを持つ中小企業の経営計画書作成をお手伝いしています。

しかし、経営の専門家に計画書作成の支援を受けるのはいいとしても、気になるのは費用面でしょう。

その場合は、ぜひ「早期経営改善計画策定支援事業」の利用を検討してみませんか。計画策定を支援してくれる専門家への報酬の2/3を上限(補助上限20万円)に国が負担してくれる制度です。

少ない費用負担で計画書作成を支援してもらうだけでなく、作成方法を学び今後は自社だけで作成できるようにしましょう。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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