経理業務

自計化とは

2017-07-06

私が税理士事務所で働いていたのは15年ぐらい前の事になりますが、その頃は税理士事務所に領収書や通帳コピー等を渡して、それを会計ソフトで処理してもらっている中小企業が多くありました。

今でもそういう企業は多くありますけど、会計ソフトを使って処理していく企業も徐々に増えてきました。

一般的には、企業が外部に委託せず、社内で会計ソフトを使って、経理処理において必要となるデータを入力していく事を、税理士業界ではよく「自計化」といいます。

・経営者である自分も含め、誰も経理の知識がないから、会計処理業務を税理士事務所や記帳代行会社に依頼する

・順調に業績は拡大して社員も増えてきたけど、経理や総務といった管理部門の社員を雇用するほどまだ余裕はない

様々な理由から、会計ソフトを使っての経理作業を外部に委託する中小企業はまだまだ多くありますが、できれば自社で会計ソフトを使っての作業(自計化)ができると良いと思います。

自計化のメリット

自計化をするメリットとしては次のようなものが考えられます。

・現在の経営状態・業績を即時に把握することができる

・今後の業績見通しが立てやすくなる

・常に最新の経営状態を提出することができるため、金融機関から評価されやすい

自計化によるデメリット

・経理の事が全く分からない方で自計化を導入すると、経理業務の作業量が大幅に増加してしまう

・経理のことが全く分からない場合、多少の知識習得が必要である

・選択する会計ソフトにもよりますが、場合によっては多少の設備投資が必要な場合がある

 

しかし、経営の事だけでなく節税や銀行融資取引を考えると、メリットの方が大きいので、自計化に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ある程度知識のある方が自計化をするならどんな会計ソフトでも大丈夫だと思います。

ただ、まったく自信がないという経営者や経理社員の方もいるかもしれません。

そのような方はむしろfreeeのような会計ソフトのほうが利用しやすいと思います。

全く知識がない方が決算書作成まですべてを行う事はできませんが、このfreeeを使えば知識が無くてもかなりの会計処理はできます。もちろん弥生会計や会計王等のソフトも優秀ですから、知識がない方でも最初に多少教えてもらえばすぐ使えるようにはなります。

ほとんどの会計ソフトはお試しができますから、自分が操作しやすいと思う会計ソフトを選ぶのが一番大切です。

経理業務は申告があるから仕方なくやるのではありません。経営の結果を数字で把握して、今後の経営に活用することや、金融機関との良好な融資取引には今後一層重要となってきます。

外部に委託すると、どうしても結果をもらうのに時間がかかってしまいます。ぜひ、自社でも自計化ができないか検討してみてください。

会計ソフトの事でお悩みでしたら、当社はお役に立てますのでご相談ください。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

-経理業務
-