金融機関に関するニュース

銀行員の転職希望者が急増

2018-01-15

リクルートキャリアに転職希望者として新たに登録した銀行員は、2017年度上期(4月~9月)は、前年同期比で約3割増加しているというニュースを読みました。

「銀行員の転職希望急増、収益悪化でリストラ不安 2018年1月15日 読売新聞」

3メガバンクは人員又は業務量の削減が発表されましたし、地方銀行でも経営統合が続いています。これからも経営統合が発表される可能性は高いでしょう。少なくとも、これから店舗の統廃合は進んでいきます。

人口減少や地域経済の縮小、そして銀行間の競争は激化、融資では儲けが出せなくなってきました。口座維持手数料の議論、各種手数料の引き上げは、銀行にも余裕が無くなっているのです。さらにAI(人工知能)の活用が、銀行員の仕事を奪っていくといわれています。銀行員も将来に不安を持っているはず。

正直、銀行の未来はあまり明るくないといえるでしょう。というか、私が勤めていた頃からあまりお勧めできる業界ではなかったですけどね。

銀行はこれから一流企業の学生には不人気の業種になるのかもしれません。

私の銀行の同期は、転職して区役所勤務、一般企業の営業や経理、保険会社で営業、独立して不動産会社を経営と、頑張っている人が多いです。

元上司や先輩を見ていると、ご実家が経営する会社で働く人も多かったです。私が銀行員の頃は、外資系保険会社からの引き抜きが多かったのですが、行ったけどうまくいかなかった人も多かったですね。あと、銀行員なのだから経理に詳しいだろうと、企業の経理社員として働く人もいました。しかし、決算書は分析できても日頃の経理業務に詳しい訳ではないので、活躍できない人もいました。

私は有名大学卒業ではありませんが、銀行は有名大学を卒業した人が多いから基本的には優秀な人が多いです。だから、転職しても上手くいく人はもちろんいます。しかし、銀行という看板があったから仕事ができたけど、そこを出てしまうと結構苦労してしまう元銀行員も多いみたいです。外に出ると活躍できない銀行員は結構います。

それと、銀行を辞めて私みたいな仕事をしたいと連絡して下さる方がいます。ライバルが増えるのは全くかまいません。しかし、そんなにおいしい仕事ではありませんから注意したほうがいいです。

若い銀行員で将来がとても不安だったら、早めに転職に動く、あるいはいつどうなってもいいように勉強(資格取得とか)しておいたほうがいいですよ。

ただこれって、銀行だけでなくどの業界でもそうでしょう。自分たちの業界や会社が5年後、10年後どうなるかなんて分かりません。どんなことがあっても、他の仕事や会社を見つけることができるよう、自分を磨くために常に勉強する事が必要ですね。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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