銀行融資

銀行員が営業に来たら会っておきましょう

2017-02-09

先月、神奈川県の顧問先で仕事をしていたら、東日本銀行の行員がやってきました。融資の新規開拓です。預金取引はありますが融資はなかったので、資金繰りで役に立てないか訪問してきました。

特に今すぐ借り入れをする必要はなかったのですが、社長はその行員と名刺交換をして話をしていました。今付き合っているのはどこか、そして借り入れの金利はいくらかを聞いていました。

うちの方がもう少し低い金利で融資できると言って、借り換えをセールスしていました。

銀行は新規融資先の獲得には力を入れていますが、銀行間での獲得競争が激しく、銀行員も新規開拓には苦労しています。

渉外担当者が自分の担当している地域内の中小企業に、手当たり次第に声をかけて営業をする場合もありますが、通常はむやみやたらに営業をかけることはありません。

紹介による営業もありますが、そうでない場合は、帝国データバンクや東京商工リサーチといった信用調査会社からの情報を参考にして営業しています。例えば、売上が5億円以上とか、評点が50点以上といった基準で、支店の営業エリア内の企業を訪問するようにしています。

したがって、そのような信用調査会社から連絡があったら、銀行との付き合いを考えると、積極的に協力したほうがいいでしょう。やはり協力しないよりはした方が良い点数は付きやすいですから。

飛び込み営業や営業電話といったものは、正直言って迷惑な場合が多いでしょう。しかし、取引の無い銀行が営業に来た場合は、門前払いしたり、嫌な顔をしたりせず会っておきましょう。本当に忙しい場合は、名刺交換だけとりあえずしておいて、後でゆっくり話すようにしてください。

今回の顧問先社長の対応は正しかったと思います。企業経営はいつ何があるか分かりません。すぐに融資取引する必要はなくても会って話をしておいたほうがいいと思います。

少し前までは地方の銀行が東京や大阪等の大都市へ進出して法人融資の獲得をしていましたが、最近はどちらかというと地元回帰が進んでいます。しかし、隣接したエリアへの進出はこれからも続くでしょうから、聞いた事がない銀行名だからと冷たくしないでおきましょう。

後になってその名刺交換が資金繰りを助けることになるかもしれません。

ちなみに、東日本銀行は法人融資に力を入れています。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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