当社に依頼する前 ご家族でよく話し合ってください

ご家族で経営されている中小企業にお伺いすることも多いのですが、中にはちょっと困った企業様から呼ばれることがありまして。とはいっても反社会的勢力や違法な商売をしている方というわけではありません。

それはどんな企業かというと、当社に業務を依頼するのに関して経営者家族の意見がまとまっていないということです。

よくあるのがお父さん、お母さんそして息子さんがいるような企業で、息子さんが社長あるいは実質的な社長として活動していると、「今の経営のやり方では10年後は存在しないかもしれない」と考え、自社の経営改善・業務のやり方を大きく変えたいと考えがちです。しかし、高齢のご両親はそのような変化を望まないことが多いものです。

例えば、息子さんはこれまで付き合ってきた税理士やコンサルタントに強い不満があるため、良き右腕として自社の経営についてアドバイスをして欲しい、経営支援をして欲しいと思って当社にご相談くださり顧問契約したいとおっしゃるのですが、それに異を唱えるのは特にお母さんです。

家族経営の会社さんだと、社長のお母さんや奥さんが経理を任されていることはよくあります。奥さんは抵抗なく受け入れてくれるのですが、私が関与することで今までの経理のやり方が大きく変えてしまおうとしているのでは?と危惧されるようです。

 

先々月もかなり経営の悪化した企業様から相談を受けて訪問したところ、「こんなよく知らない人にお願いするなんて嫌だけど仕方がない」と言われてしまいました。やっと覚えた仕事の流れが変わるのは不安なのでしょう。

企業の経営改善を推し進めるためにはご家族の協力も必要です。その会社さんは協力が得られそうにないのでお手伝いすることはやめました。

お互い時間の無駄になりますし、悪化した経営を再建させるには当社と経営者家族が一つになることが必要ですから、社長さんのご両親も経営にかかわっているようなら、ぜひご家族で意見の統一をされるようお願いします。

なお、当社が経理財務面をお手伝いし提携税理士が税務申告を担当することになっても、今までの業務のやり方を変えて頂くことはまずありませんのでご安心ください。

なぜなら、今までのやり方に慣れているでしょうから、無理に変えることで業務に支障が出てはいけませんので。

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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