銀行融資

昨日、千葉県信用保証協会に行ってきました

2018-11-30

昨日ですが、千葉県信用保証協会に行ってきました。8月からお手伝いしている顧問先のことで用事があったためです。12月が近いせいか、何となく職員さんも忙しそうな雰囲気でした。

信用保証協会(以下、保証協会)は、各都道府県に一つあり、信用力の弱い中小企業を保証によって支え、金融機関からの資金調達を円滑にする公的機関です。

中小企業が金融機関からはじめて融資を受けようとすると、まず保証協会の保証付きでと言われることが多いと思います。

決算内容があまり良くない、信用力が弱い、担保が不足している、そんな中小企業にとっては、保証料は発生しますけど、それでも資金調達が円滑になるのなら利用価値があると思います。金融機関もリスクを減らして融資ができるメリットがあります。そのため、金融機関はリスクを軽減して融資ができるということで、自行のために保証協会の利用を求めてくる問題点があります。

創業や小規模企業向けの保証は、今でも保証割合100%が継続されていますが、拡大期にある中小企業への融資は、経営実態に応じてプロパー融資と信用保証付き融資を適切に組み合わせ、柔軟なリスク分担を進めるようになっています。

創業や経営悪化等の不安定な時期は保証協会の協力を得ながら資金調達し、成長期や安定期は保証に依存しなくても資金調達できる企業を目指していくことが必要です。

経営が順調なのに「保証協会の利用を」とか「保証協会を利用しないなら融資できません」と言ってくる金融機関は、積極的に支援していこうという意識がないとも考えられ、取引を見直した方がいいかもしれません。

また、経営が悪化した時も、保証協会は支援が積極的だと思います。リスケジュールによる資金繰り改善支援もそうですが、さらに「条件変更改善型借換保証」や「経営力強化保証制度」で、資金繰り面や経営力強化をサポートする保証制度もあります。

金融機関は、企業の業績や今後の見通し等によって支援姿勢は変化してしまいます。特に銀行は、営利企業ですから仕方がない面もあるかもしれません。しかし、保証協会は公的な立場から支援するので、そのような対応の変化は少ないといえるでしょう。

通常は金融機関を通して保証協会との付き合いになりますが、思うような金融支援を受けられないのなら、直接訪問するのも方法です。

「今の銀行担当者は対応があまりよくない」とお悩みなら、自分たちの言いたいこと、アピールしたい内容が保証協会担当者に伝わっていないかもしれません。訪問して相談や説明をすることはかまいません。きっとやさしく話を聞いてくれるはずです。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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