金融機関に関するニュース

プロパー融資の併用割合を公表

2018-12-21

中小企業庁が12月4日、金融機関別の信用保証協会の利用状況(平成30年4月~9月)を公表しました。内容は「金融機関別の保証実績(平成30年上半期)」を参照してください。

4月から信用保証協会と金融機関の連携を促すため、改正中小企業信用保険法が施行され、特に拡大期にある中小企業には金融機関もプロパー融資で積極的に対応することが求められるようになりました。

そしてついに、中小企業庁の資料「金融機関別の保証実績」に、保証協会付き融資(マル保融資)とプロパー融資の実績や割合についても公表されたのです。

保証承諾件数に占めるプロパー融資の割合が最も高かったのが上越信用金庫(92.4%)、最も低かったのが世田谷信用金庫(11.5%)でした。

当社の近くにある金融機関では、千葉銀行(40.4%)、京葉銀行(48.4%)、東京東信用金庫(68.2%)でした。どの金融機関も中小企業の金融支援に熱心な事が分かります。

ぜひ皆さんの取引金融機関も確認してみてくだい。金融機関の規模によって保証承諾件数や金額は差が出てきますから、ぜひこのプロパー融資との併用割合をチェックしましょう。ちょっと見づらいですけど。

リスクを負ってプロパー融資による支援が難しい金融機関や、地元では圧倒的に有名だし経営も比較的安定しているのにプロパー融資には消極的な信用金庫が見つかると思います。

もちろん融資ですから、プロパー融資の割合が大きいからといっても、どの企業も対応してくれるわけではありません。しかし、前向きな金融機関と取引した方が資金調達の可能性は高くなります。

金融機関を選ぶ基準として、近くにある、金利が低で選ぶ事も大切ではあります。しかし、自社の事業内容や将来性をどれだけ評価しリスクを負って支援してくれるか、そちらの方がより重要ではないかと思います。

中小企業もこのような資料を参考に、どこと付き合ったらメリットがあるのかしっかり確認しましょう。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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