中小企業経営

顧問先でバックレ退職

2019-04-11

弁護士ドットコムニュースにこんな記事がありました。

令和元年、新入社員も「10連休」 社会復帰せず「バックレ退職」の代償は

4月に入社した新入社員がバックレ退職したという情報がネットで飛び交っていますが、さらに10連休後に出社できない若者が多くいそうだし、した場合の社員の代償について弁護士が解説をしている記事です。

今週訪問した顧問先は、業歴40年にして初めてハローワーク以外で求人広告を出しました。最近は採用が難しいと聞いていたのに、問い合わせのメールや電話がたくさんきたそうです。

しかし、順調に採用できたものの、最初に採用した若者(20代)は初日から来ない、電話しても返事すらありません。

仕方なく二人目(40代)を採用しました。しかし、2日働いて3日目には来なくなりました。2日働いたといってもほとんど見学みたいなものだったそうですが。

突然来ないのが一番困るので、社長は「思っていた仕事違うとか、気が合う、合わないもあるから、その時は辞めると言ってね」と言っておいたのですが、二人とも連絡すらないということでした。

私が取締役をしているIT企業でもそういうのはありました。入社前日に「他の会社で働きます」とメールが来たり、入社して3時間ぐらいで退職させてくださいと言われたとか。「もう少し働いてから判断してもいいのに」と思いましたが、でもどちらも働けないと意思表示をしてくれているだけ、まだマシなのかもしれません。

これから採用を考えている経営者さんは、そういうのがいくらでもあると思っていたほうがいいですよ。

二人にバックレ退職されてしまったその顧問先さん、女性を採用することになりそうです。これまで女性を排除してきたわけではなくたまたま応募がなかっただけなのですが、非常に意欲が高く経験者でもあるので採用予定です。経験者だし、今までと違う社内の雰囲気になりそうで社長は入社日を楽しみにしています。

千葉県の製造業の顧問先さんもこれまで現場は男性だけだったのですが、初めて女性からの応募があったので採用してみたら非常に頼りになると好意的でした。

新入社員を募集すると、男性よりも女性のほうが筆記試験では優秀だし、面接をしてみれば意欲が高いという話はよく聞きます。

「うちの業界は力仕事だし」などの理由から、これまで男性だけを採用してきた経営者さん、女性からの応募があったら採用してみると、社内の雰囲気が変わって経営にもプラスになるかもしれませんよ。

ところで、どうせ採用してもすぐ辞めてしまうのが出るだろうから、少し多めに採用しておこうと考える経営者さんがいます。それでも利益はしっかり出て、資金繰りに十分な余裕があるのならそれもいいでしょう。しかし、そうでないなら慎重にしてください。年間の給料や社会保険料などの固定費がどれだけ増えるのか、そしてどれだけの売上を獲得する必要があるかしっかり確認するようにしましょう。

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代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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