瀬野 正博

中小企業経営

取引先の選別

売上よりも仕入や諸経費の支払いが多い場合は赤字ですから、そのような取引先との取引を見直す必要があります。売上が大きい、長年の取引といった理由で取引を継続することで、赤字になる取引先は選別しなければなりません。
資金繰り

支払手形をやめる

手形取引はかなり減少しましたけど、業歴のある企業が手形や小切手を振り出すことはありますし、業種によってはまだ利用されています。 仕入先への支払いに手形を振り出すことは、それだけ支払日を延ばすことができますから、資金繰り改善につながります。資...
金融機関に関するニュース

札勘の仕方

銀行員はお金を数えるのが上手なイメージがあると思います。よく札勘といいますが、それには横読みと縦読みの2つがあります。 横読みというのは、紙幣を扇状に広げて数える方法です。早く数えるのに便利な方法です。 縦読みは紙幣の束を縦方向に持って数え...
銀行融資

金融庁が20事務年度の金融行政方針を公表

2020事務年度の金融行政方針が公表 金融庁は8月31日、2020事務年度(20年7月1日~21年6月30日)の金融行政方針を公表しました。 この金融行政方針というのは、これからの1年間、金融庁が金融機関に対して何を求め、どのような手法で実...
中小企業経営

この要件が揃えばリスケジュールでの経営立て直しを

資金繰りが徐々に苦しくなっていき、借入金、税金や社会保険料、経費等の返済や支払いが難しくなってきた場合、リスケジュールを選択することは、資金繰り改善の有効な手段の一つです。 しかし、経営者の多くがリスケジュールには慎重です。 その理由は、「...
銀行融資

融資が出ない理由は必ず確認

融資が出ない理由は必ず確認しましょう。金融機関はトラブル回避のために総合的判断、本部・信用保証協会が承認しなかった等の説明をすることがあります。しかし具体的にどこが問題か、今後の資金調達のためにも確認してください。
銀行融資

事業性評価融資

コロナウイルスで亡くなった方はそれほど増えていないようですが、感染者数は依然として増加傾向にあります。外出自粛の流れに再度なってきましたから、企業経営に与えるダメージはこれからも続くでしょう。 それに、自社の業績悪化に加え、売上債権の回収不...
中小企業経営

粉飾決算への警戒

新型コロナウイルス発生前から、金融機関には融資先の粉飾決算による被害が増えていたのですが、これからはより粉飾が増えてくるだろうと警戒を強めてきます。 これまで正常な融資先だと思っていたら突然倒産、よく調べてみたら以前から粉飾決算をしていたと...
資金繰り

コロナ融資が出なければ返済額の軽減

新型コロナウイルス対応で、実質無利子・無保証の融資は日本政策金融公庫からスタートし、5月1日からは民間金融機関でも取り扱いが開始されました。 民間金融機関の考えとしては、正直な気持ちとして(100%保証で)安全に融資残高を増やせるチャンスで...
銀行融資

企業は金融機関に貸す立場でもある

企業は融資取引をしている金融機関と預金取引もしています。一般的には融資額の方が預金額よりも大きいでしょうが。 預金は分散しすぎないないほうがいい 資金繰りに余裕のある企業が、例えば融資残高が3,000万円、預金残高5,000万円のように、「...