瀬野 正博

銀行融資

毎月の売上を報告する

金融機関との良好な関係を維持するためにも、経理をしっかりやって毎月の試算表は翌月10日程度までには完成させましょうと当社では言っています。しかし、経営者やその家族が片手間に経理作業を行っている企業ですと、そう簡単にいかないことも多いものです...
銀行融資

金融機関との交渉を丸投げしたい

金融機関との交渉は、こちらが優位な立場にあるのなら短時間に、かつ多くの書類提出も求められることなく融資が受けられるでしょう。しかし、こちらが不利な立場、例えば業績が悪化している状況でリスケジュールや新規融資を受けたい場合は、日数も要しますし...
銀行融資

「情報の非対称性」の解消

中小企業は決算書と時々提出する試算表ぐらいしか金融機関に提出しません。また自社の経営について報告することも少ないため、「情報の非対称性」が発生します。定期的に適切な経営情報を金融機関に伝えることでそれを解消しましょう。
銀行融資

銀行はお金を貸したい

2月9日の日本経済新聞にこのようなタイトルの記事がありました。 銀行融資 危うい復調 20年ぶり500兆円台 (実感のない経営者さんも多いでしょうが)景気回復と低金利を追い風に中小企業への融資が伸びたが、貸出競争の加熱によって本来なら敬遠す...
資金繰り

リスケジュールと借換えの違い

リスケジュールと借換えの違います。リスケジュール(リスケ)は当初の融資条件を変更してもらうことで、借換えは新たな融資で既存の借入金を返済することです。資金繰りが苦しい時はリスケの前に借換えをして毎月の返済額を軽減しましょう。
銀行融資

経営が好調な時に融資を受けておく

金融機関は「晴れの日に傘を貸して雨の日には取り上げる」とよく言われますが、最近は雨の日にも傘を貸し出そうと頑張っている金融機関はあります。ただ、金融機関によって差はありますが。 「これまでの決算内容が悪くても、資金支援をすることで企業が再生...
銀行融資

マイナス評価を受ける経営者の行動

企業向けの融資審査においては、まずは融資した資金がしっかり返済されるのかどうかが大切です。したがって、財務内容が良ければ返済能力は高いと考えられ、融資が実行される可能性は高いでしょう。 しかし、財務面は重要ですが、経営者の経営能力や人間性も...
中小企業経営

利益計上と資金繰り改善はできる

経営者が関心を持っていることは、利益を出すこと、そして資金繰りの安定ではないでしょうか。 「利益を出すと税務調査が増えそうだからと、役員報酬を多く取るようにして赤字にする」と考える経営者もいるでしょうが、自社の利益と経営者の役員報酬を合わせ...
銀行融資

信用金庫は貸出金利が高い

信用金庫(信用組合)は一般的にメガバンクや地方銀行より貸出金利は高いと思います。しかし、貸出金利よりも安定した資金調達を優先すべきです。低金利で信用金庫から融資を受けたければ制度融資を利用しましょう。利子補給等のメリットがあります。
資金繰り

自社の正常運転資金はいくらか分かりますか

正常運転資金とは 飲食業や小売業のような現金商売を除き、法人相手に商売をしていると仕入れ等の支払いが先行し、売上代金の回収は後になりますから、仕入れ資金を自社で立て替える必要があります。 その立て替えている分を正常運転資金(あるいは経常運転...