資金繰り

明日までに資金を調達したい

2018-05-16

「明日までに資金調達したいのですが」

タイトルにある通り、「明日までに資金を調達したいのですが」と、かなり追いつめられたご相談が毎月あります。

取引金融機関にはゆとりを持って融資を申し込むべきですが、そんなケースばかりとは限らないでしょう。

「明日までに融資実行をお願いします」と金融機関担当者に依頼したら嫌がりますし、「そこまで切羽詰まっているのでは、近いうちに倒産する可能性が高い」とマイナスに受け取られる可能性が大きいです。しかし、関係が良好で、支援できる融資先なら何とか対応してくれることはあります。

ただ、当社に「明日までに資金調達したい」と相談をされる中小企業というのは、間違いなく取引金融機関から融資を拒否されています。

「まだどこかに融資してくれる金融機関があるかもしれない」と、いろいろ探し回ろうとする経営者さんもいますが難しいです。

即日回答の融資商品を独自に取り扱う金融機関も出てきましたが、通常はいきなり訪問してきた企業に対して翌日までに融資をすることはありません。他行で断られたからうちに来たのだろうと疑われるだけです。前向きに対応してくれるにしても、今日明日で融資実行はないでしょう。

金融機関以外でも翌日は難しい

どうしても資金が必要だけれども、家族や知人からの借入には頼りたくないとしたら、ノンバンクやファクタリングの利用が考えられます。

特にファクタリングを取り扱っている会社の中には、即日あるいは翌日対応と書かれていることもあります。しかし、実際には必要書類の提出等で時間がかかり、2日程度は余裕を見たほうがいいです。

ただし、金利や手数料が低めのノンバンクやファクタリング会社は、審査に時間がかかったり、ファクタリングなら債権譲渡登記が必要であったりしますから、より日数を要する事が多いです。

相手の審査をスムーズに進めるためには、必要書類はすぐに提出できるようにしておく必要があります。

必要書類としては、決算書2~3期分、試算表(できるだけ最新のものを用意しましょう)、ファクタリングならさらに売上先との取引があることを証明する書類(請求書、契約書、発注書等)や、普段使っている通帳を数か月コピーして提出できるよう準備しておきましょう。

1人で悩むなら相談を

しかし、金融機関からの資金調達とは違い金利や手数料が高いため、利用する時は慎重に判断してください。

特にファクタリングは手数料引き下げが続いていますけど、それでもやはりまだ高いですから、当社も積極的にご紹介することはしておりません。どうしてもという場合に限ってご案内する程度です。

今後の経営にプラスとなる資金調達なら、お付き合いしているノンバンクとファクタリング会社をご紹介します。

取引金融機関から新たな融資はしばらく無理とはっきり言われてしまったが、早期の資金調達がどうしても必要という中小企業経営者様は、当社でご相談を受け付けております。

ご相談については「無料相談・有料面談相談」をご覧ください。

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エム・エヌ・コンサル代表 瀬野正博

中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。このブログでは、中小企業経営者向けに資金繰りや経営改善・銀行融資に関する情報を発信しています。

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