9月の資金調達を目指すなら今から

今日はスーツ姿がなんとなく少なく、家族で出かける方を多く見かけましたから、今週は夏休みの方もいらっしゃるようです。

金融機関は営業していますけど、行員は交代で休みを取ります。だけどお盆休み中なんてお客は来ないし暇です。私も経験ありますけど、いつもは毎日夜10時ぐらいまで仕事でしたけど、お盆期間中は4時半には暇になって5時には帰れましたから。

みなさんが夏季休暇中は、担当者にアポを取って訪問するチャンスです。

9月は中小企業の資金需要が旺盛になる月ですから、来月あたりに資金繰りが苦しくなりそうな見通しであれば、今のうちに自社の経営状況、今後の見通しについて説明し、9月に資金調達したい旨を伝えましょう。いつもは忙しい担当者もゆとりがあるから、じっくり聞いてくれるはずです。

そして、おそらくですが信用保証協会のお世話になると思います。4月から伴走支援型特別保証制度がスタートしていますが、この制度を利用するには経営行動計画書の提出を求められます。この保証制度に限らず、金融機関そして信用保証協会は、企業が作成した計画書の提出を評価します。9月なんてあっという間ですから、自社の経営改善そして資金調達のためにも今から作成しましょう。

先週、千葉県の顧問先が政府系金融機関へ融資の相談に行ってきました。コロナで経営は大打撃を受け、債務超過かつかなりの借入金残高になっています。

しかし、緊急事態宣言が発令されなかったらどれだけの売上が発生したのかを説明することができたのでそれに関する資料提出、そして資金繰り表で半年先あたりに資金ショートするが、融資が出ればまったく問題ないことを説明するようアドバイスしました。その結果、融資は承認されるとの報告を受けました。

9月の資金調達を目指すなら、今週か来週にも直近の試算表を提出し業績報告をしましょう。ただ、「なかなか売上が回復しませんし、資金繰りが苦しいです。何とか融資をお願いします」だけでは資金調達は望めません。

コロナの感染拡大が始まって約1年半が経過しました。その間にもいろいろな対応策を講じてきたと思います。その結果がどうだったのか、そしてこれからどうしていくのか、コロナが落ち着けばどの程度の売上が見通せるのか等、いろいろ説明すべき内容はあるはずです。

たとえコロナによって業績が悪化したとしても、業績改善が進まない企業への金融支援は徐々に厳しくなります。しかし、改善の見通しがある企業には融資がまだ可能であり、少なくともリスケジュールには応じるでしょう。

だからこそ早めに試算表だけでも持って融資の事前相談、そして経営計画書等の書類を携えて8月下旬から9月上旬には正式な申し込みができるようにしてください。

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