地方銀行でもファクタリング利用が好調

上毛新聞2021年2月11日より
群馬銀行「クラウドファクタリング」好調 スマホで債権を現金化

群馬銀行がOLTAとの共同事業としてスタートしたクラウドファクタリングは昨年8月からサービスを開始、これまで333社(300法人、33個人事事業主)が計366件利用したとの内容。

ファクタリングについてはすでにこのブログでもご紹介しています。売掛債権の信用力を重視するため、創業間もない、財務内容の悪い等、金融機関が積極的には融資がしづらい

企業でも資金調達できるメリットがあります

金融機関以外にも貸金業者からの資金調達も考えられますが、貸金業者の数が激減し、さらに事業性融資を行っている先はかなり限定されている現状があります。

その結果として近年、売掛債権を譲渡するファクタリングの利用が増えるのは自然なことでしょう。金融機関からの資金調達が難しい企業でも可能であり、しかも申し込みから買い取り実行まで非常に速いことが特徴です。

コロナの影響を受けている中小企業が資金繰りに困り、銀行融資が実行されない、あるいは実行まで待っていられないような場合にも威力を発揮するでしょう。

それに一番のデメリットである手数料についても、数年前まではある業者が高いシェアを保有していた2者間ファクタリング業界は、取扱業者が急増してから手数料も一桁台が増えてきました。

しかし、手数料が下がったといっても、年の金利にしたら銀行融資よりもはるかに高いわけです。やはり原則としては金融機関からの融資が先であり、謝絶されたり時間がなかったりした場合の非常時に利用する程度にとどめると考えたほうがいいでしょう。

この記事で8回もリピートした企業もあると書いてありますが、昨年8月からサービスが開始されたのですから、月1回以上は利用していることになります。

金融機関からの資金調達が完全に断たれたのなら仕方がないのでしょうが、そうでないのなら頻繁な利用は原則避けましょう。

また、ファクタリングの利用拡大に伴い悪質業者も増えました。特にコロナで資金繰りに苦しむ企業につけこむ業者がいます。

金融機関が取り扱うファクタリングサービスなら心配不要ですし、多くのファクタリング会社は真面目にやっています。初めて利用する経営者にはどこがまともで、どこが悪質か分からないかもしれません。

悪質業者の場合、まず考えられるのは手数料率が異常に高いことでしょう。そしてもう一つ、通常の2者間ファクタリングは、売掛先の支払い不能が発生した場合、ファクタリング会社は債権を買い取っているのですから、支払い不能リスクを負っています。しかし、悪質業者は、そのリスクを利用企業に負わせるようにします。そういう業者には注意してください。

もし分からなければ当社が提携しているファクタリング会社をご紹介できますが、まずはお付き合いされているコンサルタントや士業が、ファクタリング会社と提携しているかもしれませんから相談してみるといいでしょう。

あと、ファクタリング会社からの紹介手数料目当てに、すぐファクタリングの利用を勧めるコンサルタントや士業がいます(例えばT氏)。ぜひ注意してください(注意しろと言われても難しいかもしれませんが)。

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