株式会社近代セールス社様から発行されている近代セールス2021年月1日号に、私が執筆しました記事が掲載されました。
近代セールスは金融機関で働く行職員向けの金融誌です。
タイトルは「事業再生・経営支援に欠かせない! 取引先の資金調達方法見直しメソッド」の第11回「短期継続融資に難色を示す取引先への説明」です。
法人を相手に商売をしている企業の場合、商製品やサービスを提供しても、直ちに支払ってくれる契約にはなっていないかと思います。
そのため、常にある程度の売上債権(受取手形や売掛金等)が存在し、また商品や原材料も常に一定額を確保していますから、その分だけ手持資金は減少するため資金繰りを悪化させます。
売上債権と棚卸資産(商品、製品、原材料等)から仕入債務を引いたものを経常運転資金(あるいは正常運転資金)というのですが、それには短期継続融資で対応するのが理想的です。
毎月の返済を求めず半年程度で期日を設けるものの、そのたびに必要な融資額を決定し原則継続するので資金繰り安定につながります。
過去には短期継続融資による経常運転資金支援は一般的なものでした。しかし、バブル経済の崩壊後、金融検査マニュアルが導入されてから、継続支援を受けられなかったケースがかなりあったのは事実です。
そのため、金融機関が短期継続融資を提案しても、ベテラン経営者あるいは高齢の税理士の中には否定的な意見を持つ方もいます。
そこで、行職員がそのような取引先にどのように説明したらいいのかを解説しています。
提案を受けた経営者さんもいるかもしれません。これから提案を受ける企業もあるでしょう。今後、短期継続融資の提案を受けたらぜひよく話を聞いてみてください。
近代セールスについて詳しくは「近代セールス」のページを参照してください。
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