経営悪化企業からの新規事業相談

今年もあと1カ月程度になってきましたが、コロナウイルスに振り回された1年になりそうですね。

コロナウイルスで売上が大きなダメージを受けている中小企業は多いと思うのですが、そういう時になると増える相談があります。それは新規事業での資金調達に関する内容。

本業が伸び悩んでいるので、新規事業によって売上を増加させるために必要な資金調達をしたいということですね。または始めたけど思うようにいかず、損失補填の資金が欲しいというケースもあります。

新規事業が悪いというわけではありません。ただ、計画内容があまりにも楽観的になっていることがとても多い。よくあるのが、すでに多くのライバルが存在するにもかかわらず売上が急増するような予想を立てていることです。しかも他社との優位性がまったく見られないのにです。

経営者はその数値計画は堅いと主張しても、金融機関側から見ると実現可能性があるとは考えにくいと判断します。あまりいい返事がもらえない経営者は、「金融機関の行員が事業のことなんて詳しくないくせに」と不満に思うかもしれません。確かに事業については詳しくなかったとしても、そういう実現可能性の低い計画内容を見極める能力はあります。少なくとも実績や根拠がないのに急成長する計画は、否定的に見ると思います。私もそういう計画に出会って成功したケースはほとんどありません。

それに「もう本業が駄目だから、いろいろ手を出し始めているのかな」と見ることもできます。経営が相当苦しい企業では、あれこれ手を出すことはよくあります。

そこまで経営悪化していなかったとしても、新規事業が結局のところ本業の足を引っ張り、経営が悪化することだって少なくないのです。

「とにかく頑張るから」ではなく具体的根拠を基にした売上予想を立ててください。それと売上予想だけで、それに伴う仕入や諸経費予想が甘い計画も見受けられます。

新規事業に必要な資金を金融機関から調達したいと本気で考えているのなら、正式に申し込む前に一度、担当者に相談されてもいいでしょう。

金融機関に限らず経営の専門家、社内の幹部等にも計画書を見てもらい意見を求めましょう。それによって計画内容の問題点が明らかになりますし、計画書の精度も向上するでしょうからリスクの軽減につながります。

■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。詳しくは当社ホームページを参照してください。

無料・有料相談についてはこちらを参照してください。

経理部長代行 / 中小企業の銀行融資取引や経営改善を支援
認定経営革新等支援機関
有限会社エム・エヌ・コンサル
代表:瀬野 正博
〒272-0026 千葉県市川市東大和田2-8-1-601
HP:https://www.mn-con.jp/
TEL:047-379-9508
お問い合わせフォームもご利用ください。

 

クリックのご協力をお願いします。


市川市ランキング

資金繰りや銀行融資のコンサルタントとして、これまでの経験や学んだことを書いています。

プロフィール

関連記事