資金繰り

急増する公庫への融資申し込み

新型コロナウイルス問題に伴い、日本政策金融公庫(以下、公庫)への融資申込みが急増していることから、本部職員やOBまで動員して対応しています。

1月29日に相談窓口を設置したのですが、3月23日時点で融資申請が4万6399件、そしてそのわずか1週間後の3月29日には、融資申請が7万6093件まで急増しました。

7日に緊急事態宣言が発令されるそうですが、そうなると各企業の事業活動はさらに影響を受け、資金繰りに悩む中小企業が殺到し今後も大幅な増加が予想されます。みずほ銀行全店や三菱UFJ銀行の一部店舗では、この公庫の「感染特別貸付」の申込書類の確認や公庫への書類提出の取次ぎを行っています。

みずほ銀行「日本政策金融公庫特別貸付のご案内開始について

取り次ぐだけで審査は公庫の職員が行うので、結局は一定の時間がかかってしまっているのが現状です。融資額が少額なら迅速に対応しているようですが。

信用保証協会も公庫と同様、窓口には保証申込みが殺到しています。地域によって窓口の混雑具合に差はあるでしょうが、「今すぐ資金が必要だ」という状況で申し込んだのでは遅いのです。ちなみに、セーフティネット保証の認定書も数日待たされる市区町村が多いようです。

そこで取引先の資金繰りを支援しようと、各金融機関もプロパー融資で対応するケースが出てきました。例えばきらぼし銀行がプロパー融資で原則3営業日以内に回答しています。その他にも地方銀行や信用金庫で特別融資を取り扱い始めています。

(1)きらぼし銀行「新型コロナウイルス対策緊急つなぎファンド

(2)さわやか信用金庫「新型コロナウイルス対策資金

このように公庫や保証協会付き融資だけでなく、各金融機関が独自に対応する融資商品も出てきましたので、取引金融機関のホームページをぜひご確認ください。

「地域の中小企業を応援しています」とは言うものの、どれほどリスクを取りながら融資をするか、金融機関によって正直差はあると思います。ただ、公庫や信用保証協会の審査に時間がかかるのでしたら、その間に「どうせプロパー融資なんて当社には無理だろう」と諦めず、緊急事態なのですから一度は相談してみるといいでしょう。

■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。詳しくは当社ホームページを参照してください。

無料・有料相談についてはこちらを参照してください。

経理部長代行 / 中小企業の銀行融資取引や経営改善を支援
認定経営革新等支援機関
有限会社エム・エヌ・コンサル
代表:瀬野 正博
〒272-0026 千葉県市川市東大和田2-8-1-601
HP:https://www.mn-con.jp/
TEL:047-379-9508
お問い合わせフォームもご利用ください。

 

クリックのご協力をお願いします。


市川市ランキング

日経記事「日本公庫の融資承諾6割、危機の備えは万全か」前のページ

日本政策金融公庫熊谷支店に行ってきました次のページ

ピックアップ記事

  1. 中小企業の事業リスク>金融機関の信用リスク
  2. 条件変更改善型借換保証
  3. 当社は記帳代行も行っています
  4. 経営セカンドオピニオンは全国対応にしました
  5. 古い情報よりも専門家の最新アドバイスを

関連記事

  1. 銀行融資

    提供する情報量が多いと融資の成功確率は高くなる

    銀行が中小企業向け融資をする際の判断材料として、当然大きな影響を与える…

  2. 資金繰り

    税金の分割納付中に差押え

    資金繰りが苦しくなってくると、まずは経費削減(例えば、役員報酬の引き下…

  3. 銀行融資

    三菱UFJ銀行のBizLENDING

    メガバンクといえば国内だけでなく海外にも進出している大銀行で、法人なら…

  4. ブログ

    融資を謝絶された理由の確認を

    取引先企業から融資を申し込まれたら、普段は難しそうな顔をしている銀行員…

  5. ブログ

    東京都は年末・年度末の資金需要対策を実施

    東京都の制度融資についてなのですが、年末から年度末にかけて中小企業の緊…

  6. 資金繰り

    栃木銀行から短期継続融資の提案

    みなさんの会社が金融機関から融資を受ける場合、証書貸付による資金調達が…

資金繰りコンサルタントのブログとは

資金繰りや経営改善、経理業務でお困りの中小企業経営者を応援するブログです。資金繰りや経営の改善、金融機関との上手な付き合い方を中心した内容で、千葉県市川市より情報発信していきます。

無料・有料相談を実施中です。詳しくは当社HP「無料・有料相談のご案内」をご覧ください。

ピックアップ記事

バックナンバー

おすすめ記事

  1. 経理業務

    この経費は経営に貢献しているか
  2. 中小企業経営

    人手不足倒産急増
  3. 資金繰り

    毎月の積立額が多い
  4. ブログ

    ROA(総資産利益率)
  5. ブログ

    「借りられる」と「返せる」は別です
PAGE TOP