粉飾決算を伝える方法

当社のホームページでアクセス数が多いページの一つが、「粉飾決算に手を出してしまった このままでいいのだろうか」です。

資金繰りが苦しく粉飾に手を出してしまったものの、粉飾の規模が大きくなってしまい、どうしたらいいのか悩んでいる企業が多いのかもしれません。

当社では早めにかつ正直に伝えたほうがいいとの考えなのですが、打ち明ける経営者の立場としては不安で言いづらいでしょう。

それを解決する方法として、粉飾を続けての資金調達に無理が出てきた、金融機関の姿勢に変化が出てきた段階でリスケジュールを申請し、すべてをさらけ出すことです。

経営実態をオープンにして、「本当は経営が悪化していました。申し訳ありません。しかし、これからは(経営改善計画書を提出して)次のような改善策によって再生していきますのでご支援をお願いします」と。

リスケジュールを依頼する際は本当の数字を公開しなければなりません。なぜなら、実際の経営状態から最適な経営改善策を策定するので、そこを間違うと今後の経営改善にも影響するからです。それに隠して後で発覚すると金融機関との信頼関係が崩れてしまいます。

さらに税理士の変更を考えてもいいでしょう。税理士が粉飾に関与しているのなら、むしろ積極的だったとしたら、粉飾に協力した税理士では今後の決算書等の財務諸表の信頼性が欠けます。粉飾を伝える際に新しい専門家に関与してもらうのです。

当社の顧問先の中にも、前の税理士がサービスの1つとして粉飾をしていました。そこで当社が粉飾する前の決算書に戻したうえで経営改善計画書を作成し、その後は提携税理士とともにその企業の正しい決算をお手伝いしています。

もちろん、粉飾も程度によります。年商1億円なのに10億円にしていたなど大がかりな粉飾では支援は得られないでしょう。

しかし、売上を前倒しにした、少額の架空売上を計上した、減価償却費の未計上など、多くの企業が手を出す粉飾の程度なら今後の見通しにもよりますが、金融機関としては取引先企業を倒産させて回収ができないぐらいなら、支援して少しでも回収できる方向で支援する可能性が高いと思います。

粉飾を続ければ続けるほど、本来の資金調達能力を超えた借入金残高になっていきます。それに経営悪化の問題解決にはなりません。粉飾をするということは、正常な経営状態にはないのですから早急に対応しなければなりません。

■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。詳しくは当社ホームページを参照してください。

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