銀行融資

取引のない金融機関が訪問してきた

取引金融機関が1つだけの企業ですと、金融機関の立場としては競争相手がいないことから自行庫には都合がいいといえます。

「リスクを回避するため、どんなに経営内容が良好でも保証協会付き融資でしか応じない」「世間の平均よりも高い金利を提示する」、競争相手がいないとどうしてもそうなりがちです。

昨日訪問した顧問先は1行取引でして、5期連続で黒字かつ自己資本比率も60%程度ある企業です。しかし、訳があって信用保証協会を利用することができない企業でした、そのため金融機関は「信用保証協会が保証を出さないならうちはご融資できません」と冷たい対応でした。プロパー融資を出すつもりは全くありません。

これまで業績は好調だったのでそれでもかまわなかったのですが、今期は赤字決算となり資金繰りもやや苦しくなりました。そこでまずは日本政策金融公庫から資金調達しました。

さらに最近、その顧問先に少し離れたところから金融機関が訪問してくるようになりました。

社長は最初「どうせ保証協会と言ってくるのだろう」と相手にしていなかったのですが、定期的に訪問してくるようになったので自社の現状を正直に伝えました。「保証協会が使えない、ずっと黒字だったけど今回は赤字になる」と。

普通だと初めての取引では保証協会付き融資と言ってくることが多いでしょう。保証協会が使えないと言うと引かれてしまうことが多いです。

しかし、その金融機関は「それでもかまわない、保証協会は不要です。初めてなので金額は小さいけどプロパーでお付き合いさせてください」ということでした。

日本政策金融公庫と新しい金融機関から続けて資金調達ができたことに焦ったのでしょう、それを聞いたメイン行は急に自分たちも融資を検討したいと言い出してきました。

ぜひ複数の金融機関と付き合いましょう。そして、新しい金融機関が訪問してきたら、ぜひ一度は面談をしておきましょう。昔に比べるとプロパー融資での資金調達のチャンスは増えてきました。

「うちは小規模企業だから金融機関は1つでいいよ」と考える経営者さんもいるでしょう。しかし、融資を受ける必要があるのなら、やっぱり2つ以上とお付き合いしましょう。

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