世の中の変化を感じます

当社がある千葉県市川市は歴史があり、戦前から富豪の別荘地、戦後も高級住宅街であったことから、千葉県の中でも富裕層が多い市です。

そんな市川市には歴史のあるお店も多かったのですが、最近はそのようなお店の閉店が急に目立ってきました。

例えば、永井荷風が通ったという大黒家、モンブランで有名だったドルチア、市川市に3軒あった料亭のうち大松が廃業しました。なお、ドルチアは経営者が替わって再スタートするそうです。

それだけではありません、長年、家族で経営してきたような店舗も次々に廃業しています。逆に増えているのは、本八幡駅周辺ですと薬局、美容院、整骨院、あと、ラーメン・牛丼等の大手チェーン店も多いですね。おそらく皆さんのご自宅や会社の近くでも一緒ではありませんか。

以前から言われていることですけど、昔と違い世の中は早いスピードで変化していますよね。

私が子供の頃は、写真屋、文房具店、風呂屋、本屋はごく普通にありました。今でもありますけど圧倒的に少なくなっています。デジカメで撮れば自宅でプリントアウトできますし、今は自宅に風呂がない人はほとんどいないでしょう。そして、本や文具はネットでも買えるようになりました。

毎日の晩御飯は主婦が近くの商店街で買い物をしたものですが、商店街が衰退したのも、働く女性が増えた事や、自動車の普及、大手のスーパーが増えた事等もあるでしょう。

今は健全な経営状態にあったとしても、世の中の変化に対応できずにいると、あっという間に企業の安定性は低下する可能性が強いです。長期に渡って安定した経営を維持することがまずまず難しくなってきます。

そんなことは分かっているという経営者が多いと思います。ただ、分かっているけど、とりあえず今のところは儲かっているから何も対策を取らない。そして、変化しているのに気がついたころには手遅れになっていることがあるのです。

実際、当社のかつての顧問先で非常に儲かっている企業がありました。期末に決算賞与を出していたのですが、1人に1,000万円支給するような企業でした。

しかし、それは長くは続かないと分かっていたにもかかわらず、何ら対策を取らなかったため、今では存続が危うい企業となってしまいました。

商品の寿命が昔よりも短くなっていますし、世間の変化も早いですから、企業の平均寿命も必然的に短くなってくるでしょう。

明治時代からずっと安定していると思われていた銀行だって、今では生き残りをかけた戦いが始まっています。学生からも徐々に人気のない業界となっています。

私たち経営者は世の中の変化に常に敏感でないといけません。そして、儲かっている時に新商品や新規事業に投資をしていく経営が必要でしょう。

 

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資金繰りや銀行融資のコンサルタントをしています。このブログではこれまでの業務で経験したことを書いています。

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