• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    短期継続保証制度の取り扱いを開始する信用保証協会が昨年あたりから増えてきました。

     

    中小企業の正常運転資金(経常運転資金)を支援する保証制度です。

     

    正常運転資金とは、企業の正常な営業活動を行っていくため、常に必要となる運転資金の事をいいます。

     

    一部の業種を除いて、企業の多くは商品、原材料、部品等の仕入や外注費の支払いが先行し、その後に売上金の回収がなされることになります。

     

    売上金の回収が行われても、減少した商品や原材料等を補てんするために次の仕入への支払いが行われることになります。支払が先行し回収が遅れるこの収支ズレは、取引条件が変更されない限り事業終了まで解消することはありません。

     

    卸売業、小売業、製造業ですと、決算書には売上債権(受取手形、売掛金)、棚卸資産(商品、原材料、仕掛品、製品等)、仕入債務(支払手形、買掛金)が計上されていると思います。

     

    一般的に、正常運転資金は次の計算式で求められます。

    正常運転資金=売上債権+棚卸資産-仕入債務

     

    「売上債権+棚卸資産」の分だけ資金化されるのを待たされている、あるいはお金を寝かせている状態といえます。逆に「仕入債務」の分だけ支払いを待ってもらっている状態です。

     

    その差額だけ資金繰りが苦しくなるので、中小企業の多くはそれに対応する融資が必要となります。詳しくは「正常運転資金」を参照してください。

     

    その正常運転資金ですが、企業が事業を継続している限り必要な資金となります。したがって、借入金は返済を伴わず擬似資本的な性質であることが本来求められます。つまり、利払いだけで元本返済不要な短期継続融資(手形貸付等)で資金調達するのが理想的です。

     

    信用保証協会が取り扱いを始めたこの短期継続保証制度は、そのような融資について保証する制度です。毎月返済を伴わない一括払い方式の短期運用を用いて一定期間継続して利用することにより、擬似資本的な資金調達が可能となるのです。

     

    山口県信用保証協会が、今月22日から取り扱いを始めた短期継続保証制度「れんけい」の概要は以下の通りです。

    対象資金:運転資金

    保証限度額:50,000千円以内、かつ直近決算における平均月商の2か月分以内

    保証期間:12か月以内、1年ごとに更新し、初回の更新も含めて4回まで継続可能

    その他の条件に付いては「れんけい」の概要を参照してください。

     

    なお、ここでは山口県信用保証協会の概要をご紹介しましたが、信用保証協会によって内容は異なりますので、皆様がご利用になる信用保証協会に確認してください。

     

    正常運転資金に対応する融資というのは、金融機関からすると取り組みやすい案件であり、プロパー融資で資金調達ができている中小企業もあるでしょう。

     

    しかし、それができていない中小企業も多いと思います。そのような場合は、この保証制度を使って正常運転資金に対応する融資を受け、資金繰りの安定を図っていきましょう。

     

    ■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営および資金繰りの改善のサポートを行っています。

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