• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    昨日、ある銀行に行ったところ、窓口で怒っている人がいました。

     

    銀行というところは自分のお金を預けているのに、高額な出金なので窓口に行くと、本人確認のために身分証明書を見せろだとか、(高齢者が相手だと)何に使うのだとか聞いてきたりと、嫌な思いをしたり、面倒だと感じる経験をされた方はいるかと思います。企業なら口座を作りたくても審査があるし何だか面倒ですよね。

     

    ご存じのように、金融犯罪に口座が利用されることと、被害を未然に防ぐことが目的です。それに、銀行側としても預金者とのトラブルを回避する目的があります。

     

    銀行員が「振り込め詐欺では?」と確認しても、顧客の中には「そんなわけないだろ」「いいから黙って言われた通り振り込め」と言ってくるのでそのようにしても、後から「振り込め詐欺に遭ってしまった。何でもっと言ってくれなかったのだ」と平気で言ってくる顧客はいますから。

     

    銀行の窓口で働く行員に聞いてみると、やはり不機嫌な態度になってしまう人がいるそうで、中には怒鳴り出す人もいるとのこと。

     

    確かに本人が出金の手続きをしているのに、いろいろ言われたのではあまりいいものではありません。銀行員も分かっています。しかし、それでもそのような対応をして預金者のお金を守っているのです。

     

    当たり前の事を申し上げましたが、窓口で面倒に感じるとそういうことを忘れてしまいがちです。

    融資についてもそうだと思います。

     

    銀行は預金者から預かったお金を貸し出し、利息を付けて返さなければなりません。したがって、回収不能は許されないという考えで行動します。

     

    そのため、銀行はいろいろな書類(試算表等)の提出を要求してきて面倒ですし、銀行の審査は慎重になりがちです。

     

    これも銀行自身が不良債権を発生させないという、自分たちを守るためというのが最も大きな理由ではあります。しかし、預金者保護と融資を申し込んできた個人や企業を守るためでもあるのです。

     

    例えば、以下のようなケースであれば融資は拒絶されることが多いでしょう。

     

    ・無理をしても多額の住宅ローンを組んで、少しでも立派な家に住みたいと考える人に希望額を融資すればその夢は叶うだろう。しかし、収入からして無理な返済を続ければ、今後の生活にゆとりがなくなってしまうことが考えられる。

     

    ・事業性融資であれば、企業からの融資申し込みに対して、銀行は資金使途と返済原資を中心に審査をするが、そこに問題があり経営にプラスとならないものであれば、結果として多額の借入金を背負わせることになり、資金繰りが悪化することが懸念される。

     

    ・創業融資の申し込みがあり事業計画書の内容を精査してみると、計画に無理があり多額の借金を抱えて廃業する可能性が高い。

     

    実際には顧客の事よりも自分の成績を中心に考え行動する銀行員は多いですが、もし融資を実行してくれなかったとしても、企業の経営や個人客の人生設計を大きく狂わすのを避けるためという判断もあるのです。

     

    銀行の対応が面倒、慎重と不満を持つ方は多いですが、銀行は顧客の預金を守るため、顧客の生活や事業を守るためにいろいろ面倒・慎重な事が多いと理解してあげてください。

     

    ■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。
    詳しくは当社ホームページ「サービスのご案内」を参照してください。

     

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