山形県の百貨店「大沼」に投資会社が出資

山形県の老舗百貨店「大沼」は赤字が続き、自助努力だけでの対応は難しいと判断し、投資会社から増資等の支援を受け入れる覚書を締結したいと発表しました。そして、投資会社が大沼の経営権を握る事になります。

私の両親は山形県出身でして、子供の頃はさくらんぼの収穫やお盆でよく山形県に行っていました。そして、今は天童市のIT企業の取締役として、たまにですが山形県には行っています。なので、山形市にある大沼百貨店は知っていますし、買い物をしたこともあります。

山形県では一番の繁華街である七日町に唯一ある百貨店です。1700年創業、318年続く老舗です。

報道によると、2000年のピーク時に売上高200億円近くあり、最近は80億円代まで減少2017年2月期まで4期連続赤字が続いていました。

私が住んでいる千葉県でも、千葉三越店が平成29年3月、そごう柏店が平成28年9月に閉店しましたし、来年には伊勢丹松戸店や西武船橋店が閉店する予定です。

みなさんご存じのように、老舗だから経営は安泰といえる時代ではなくなりました。老舗でも経営が悪化し、廃業したり、このように外部からの増資や経営支援を受け入れなければならない企業はこれからも増えるでしょうし、それは大企業だけでなく中小企業にも当てはまる事です。

当社は今年1年間で多くのお問い合わせをいただきました。そして、有料面談相談をご利用された企業を振り返ってみると、今年は特に業歴のある企業からの相談が多かったです。40年から100年の業歴がある企業がほとんどでした。

それだけの企業なので取引先や地元でも信頼のある企業ではあるのですが、実態はかなり経営が悪化して、資金繰りが危険なご相談ばかりでした。あるいは今は良くても数年後には業績が悪化するのが見えている企業もありました。

業歴のある企業というのは、受け継がれた伝統、技術、ノウハウ等をたくさんお持ちでしょうが、同様に抱えている問題点も多いのです。

・仕事に見合わない高額な給料を受け取っている役員や社員がいる
・手書きの経理業務等で無駄な時間と人件費がかかっている
・経営改善を実行したいが、新しい事をやるにも古くからいる社員が反対する(あるいは社長自身が反対する場合も)

経営改善をしたいと思ってはいるけど、動かない(動きたくない)社長が一番の問題点という場合もあります。

そういう業歴の長い企業ほど、自社の恥ずかしい部分を外部にさらしたくないと隠しがちです。だから、余計に悪化して、どうしようもできなくなってから相談されるので、場合によってはもう手の施しようがない事もあるのです。

もし、「うちの会社もかなりまずいな」と感じるようでしたら、今は年末で何かと忙しいでしょうから、来年に入ったらすぐにでも専門家に相談しましょう。

 

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