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昨日会った銀行員

昨日、千葉県の顧問先を訪問していました。

 

先月からお付き合いが始まった会社さんです。

 

借入の件で取引銀行の担当者が来るという事でしたので、その場に同席させてもらいました。

 

今回の申込金額、借入期間、顧問先さんが今後業績回復していく事についての説明をお手伝いしました。

 

担当者からすると、ノルマの事を考えると少しでも融資額は多いほうがいいでしょう。しかし、融資先企業の立場に立ったアドバイスをしてくれる担当者でした。

 

よく「借りられるだけ借りておきましょうよ」と言ってくる担当者がいます。それが必ずしも間違いだとは言いません。借りておいていざという時のために温存しておくこともあります。しかし、そういう発言をしてくる担当者のほとんどが自分のノルマを優先している可能性が高いと思います。

私が銀行員だった昔の話をさせてください。

 

私が銀行を辞めるちょっと前に、月商の3か月分(最高5,000万円)まで信用保証協会が100%保証するという制度ができました。しかも市区町村の認定をもらえばほぼ間違いなく保証が出るという制度でした。

 

そのため、各金融機関はその月商3か月分の枠を奪い合うことになりました。

 

私が担当する取引先の1社だったW商事は5,000万円の保証が出る会社でした。社長からは1,500万円を申し込みたいと相談を受け、予想資金繰り表を見た私は「その額で今後の資金繰りには十分なようですし、1,500万円で申し込みをしましょう」と申し上げました。

 

支店に戻って融資課長に報告をしたら、課長は「ごくろうさん。よかったね」と言ってくれました。

 

しかし、副支店長は違いました。「君はバカか。W商事は5,000万円いけるだろ。何で1,500万円なんだ?」と言ってきました。

 

私「今後の資金繰りから1,500万円で間に合うからです」

 

副支店長「でも、余裕持って5,000万円借りさせればいいだろう」

 

私「ここ数期の決算は赤字か少し利益が出ている程度の現状で、必要もない資金を借りさせて、多額の利息負担が発生する事で今度の決算は赤字かもしれませんよ。そこまで余計な負担をさせなければいけないのでしょうか。赤字になっても、今後の融資に影響が出ないと保証してくれます?」

 

副支店長「しかし、君のノルマがあるだろう」

 

私「自分たちの都合ばかり押し付けるから、うちの銀行は評判が悪いんですよ」と言い返したところ、副支店長はようやく諦めてくれました。

 

融資課長は「君の意見が正しい」と言ってくれました。私もその判断は正しかったと今でも思っています。

 

副支店長は支店や部下(私)のノルマの事も考えなければいけない立場ですから、このような発言は仕方がないのかもしれません。

 

しかし、私たちは、担当者や銀行の一方的な都合を押し付けるのではなく、企業の立場に立って支援をしてくれる銀行担当者を選ぶようにしましょう。

 

京葉銀行は良い担当者が多いですね。

 

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