企業も定期健診を

中小企業経営者の中には、ひょっとすると健康診断を受けていない人がいるかもしれません。

「どうせ行ったって、もっと運動しろ、やせろと言われるだけだよ」とおっしゃるかもしれません。確かにその通りで、私もダイエットするまでは、医師から「やせろ、運動しろ」と言われていました。2年前に18キロやせたら何にも言わなくなりましたけど。

見た目の太っているというのは、自分でも分かっているから少しは気を付けようとなります。けれども、健康診断は血液等を検査してもらわないと気が付かないことも多いですよね。

その結果、見た目では分からない改善した方がいい事が出てきますから、そこに日々気を付けていく事は病気の予防にもなります。

これは人間だけではありません。企業も同じことなのです。

人間の定期検診は年1回ぐらいが多いでしょう。しかし、人間は自分が気を付けていればある程度健康になれますが、企業は自分だけが気を付けているだけでは駄目だと思います。外部の影響も大きく受けるからです。したがって、企業はもっと短く、理想的には1ヶ月で確認していくのが望ましいでしょう。

定期健診といっても、そんなに難しい事はしなくてもいいと思います。企業の定期検診は、試算表を作成して、数値に異常がないかを確認するところから始まります。月次の試算表が定期健診結果の役割を果たしています。

企業でいえば、赤字が続く、手持ち資金が減少してきた等の悪い傾向が、決算書や試算表等に現れてきます。

前年同月、今期の各月と比べてみて悪化していないか、可能であれば同業他社とも比べてみましょう。売上が減少傾向にある、粗利益率が悪化している、そのような異常を早期に発見します。

そして、その原因を突き止めたら、改善していくことが企業には重要ということなのです。

だから、経理は一生懸命やっても利益を生まないと、どうしても疎かにしてしまう経営者がいるのですが、経営の異常を数値で発見するためには、すぐに試算表が完成するぐらいの経理体制はやはり必要なのです。

当社ではそのような企業の定期検診を行っていますが、「うちの会社は大丈夫なのかな?」と心配でしたら、まずはお知り合いの専門家に相談してみましょう。

きっと何らかの調子の悪いところはあると思います。しかし、早期発見と治療をしておけば、大きな病気にはなりにくいですし、健康な経営を維持できるはずです。

ぜひ、定期的に経営の健康診断をしてみてください。

 

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