中小企業支援制度

事業承継補助金

5月8日から事業承継補助金の受け付けがスタートしました。この事業承継補助金について説明します。

事業承継補助金とは、事業承継(事業再生を伴うものを含む)を契機として、経営革新等や事業転換(以下、併せて「新たな取組」という。)を行う中小企業に対して、その新たな取り組みに要する経費の一部を助成(以下「補助」という。)する事業です。新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的としています。

平成27年4月1日から平成29年12月31日までの間に、事業承継(代表者の交代)を行った、または行う中小企業の経営者さんは、この補助金が利用できるかもしれません。

  • 事業承継補助金の概要

この事業承継補助金は、

(1)地域経済に貢献する中小企業による

(2)事業承継をきっかけとした

(3)新しい取り組み(経営革新や事業転換)

を支援する補助金です。

  • 対象者

以下の条件を満たすことが必要です。

(1)事業承継(代表者の交代)が行われること

会社の場合、代表者の交代等、後継者が事業を承継した/すること

(2)地域経済に貢献する中小企業であること

・取引関係やサービスの提供で地域の需要に応える中小企業

・地域の雇用の維持・創出を支える中小企業

(3)経営革新や事業転換などに取り組むこと

・ビジネスモデルの転換(新商品、新分野への挑戦等)による市場創出、新市場開拓等

・新規設備導入(製造ラインのIT化、顧客管理システム刷新等)による生産性向上等

・事業所の廃止や事業の集約・廃止を伴う場合は、当該廃止等に要する費用について補助上限額を上乗せして補助

(4)一定の経験や知識等を有していること

次のいずれかに該当する後継者を対象としています。

①経営に関する職務経験を有している者

・対象企業の役員として3年以上の経験を有する者

・他の企業の経営者として3年以上の経験を有する者

・個人事業主として3年以上の経験を有する者

 

②同業種に関する知識などを有している者

・対象企業・個人事業に継続して6年以上勤めた経験を有する者

・対象企業・個人事業と同じ業種に通算して6年以上勤めた経験を有する者

 

③創業・小計に資する研修等を受講した者

・産業競争力強化法に規定される認定特定創業支援事業を受けた者

・地域創業促進支援事業を受けた者

・中小企業大学校の実施する経営者・後継者向けの研修等を履修した者(補助事業期間内に受講する場合を含む)

 

  • 補助上限と補助率

(1)経営革新を行う場合200万円

(2)事業の廃止や既存事業の廃止・集約を伴う場合、廃業費用として300万円上乗せ

(3)補助率は2/3となります。

 

  • 公募期間

郵送申請:平成29年5月8日~平成29年6月2日、当日消印有効

電子申請の場合は6月3日17時まで

平成27年4月1日から補助事業期間完了日(最長平成29年12月31日)までの間に事業承継(代表者の交代)を行ったまたは行う中小企業が補助の対象です。

 

  • 事業承継補助金の流れ

(1)応募予定の中小企業は、まず認定支援機関(当社も認定支援機関です)に相談してください。

(2)そして、補助金事務局に必要書類を添えて応募します

(3)審査を経て採択が決定されます

(4)事業を実施後、補助金の交付を受けるための報告等を行います

 

  • 審査のポイント

補助金は申し込んだからといってすべての企業が獲得できるわけではありません。

補助金は税金から出されるわけですから、補助金を支払うだけの企業かどうか審査されます。

先ほどの流れにもありますが、地域審査会が審査を行います。まずは対象者に該当しているか、そして外部専門家である審査委員が提出された書類を審査します。

 

対象者の中に

(2)地域経済に貢献する中小企業であること

(3)経営革新や事業転換などに取り組むこと

と書いてありましたね。

応募書類の中でそれがしっかりと書かれているでしょうか。また、独創性、実現可能性、そして収益面にも問題がないか確認しましょう。

この補助金の申請には、認定支援機関による支援が必要となってきます。

当社はその認定支援機関となっています。

事業承継補助金の申請を考えている中小企業経営者様はぜひ当社にご相談ください。

※なお、このページで使用しております画像はすべて、
中小企業庁財務課「平成29年度事業承継補助金」資料から引用しております。

 

ブログランキングに参加しています
ご協力をお願いします


社長ブログランキング

数字で説明を前のページ

担保があっても融資が出るとは限らない次のページ

ピックアップ記事

  1. 経営改善ができない経営者さんへ
  2. 税理士変更を検討してみませんか
  3. 会社の健康診断をしていますか
  4. 悪質な粉飾決算は絶対にやめましょう
  5. 経営に役立つ経理を

関連記事

  1. 中小企業支援制度

    セーフティネット保証5号対象を316業種追加

    新型コロナウイルス感染症に関する融資制度のご紹介が続いています。保証制…

  2. 経営者

    評価される・されない発言

    金融機関の担当者は、経営者の言動をよくチェックしています。中小企業は経…

  3. ブログ

    数字で説明を

    中小企業の経営者は銀行に対して数字を使って説明するのが苦手な方が多いよ…

  4. 中小企業支援制度

    4月からのセーフティネット保証5号対象業種

    セーフティネット保証5号は、全国的に業況の悪化している業種に属すること…

  5. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    今年もよろしくお願いいたします

    みなさま、あけましておめでとうございます。今年、平成30年(2…

  6. 中小企業支援制度

    台風の被害は顧問先にも

    今日は千葉県市原市の顧問先に行ってきました。電車に乗って姉ヶ崎…

資金繰りコンサルタントのブログとは

資金繰りや経営改善、経理業務でお困りの中小企業経営者を応援するブログです。資金繰りや経営の改善、金融機関との上手な付き合い方を中心した内容で、東京都千代田区より情報発信します。

無料・有料相談を実施中です。詳しくは当社HP「無料・有料相談のご案内」をご覧ください。

ピックアップ記事

バックナンバー

おすすめ記事

  1. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    佐野市に行ってきました
  2. 経理業務

    3月決算企業は早めに決算予想を
  3. 経理業務

    粗利率の計算合ってますか?
  4. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    遠い地域の企業様へ
  5. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    夏季休暇中も経営相談を受け付けています
PAGE TOP