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融資審査にAI(人工知能)を活用

AI(人工知能)の技術進歩は目覚ましいものがあり、金融業界でのAI(人工知能)の活用が本格的になりつつあります。

 

政府が生産性向上のため先端技術の活用を企業に訴える中、銀行ではメガバンク、ネット専業銀行、地方銀行等にも動きが広がりつつあるのです。

 

昨年10月、ジャパンネット銀行がAI(人工知能)を活用した融資をスタートさせましたし、9月にはみずほ銀行がソフトバンクと提携してAIを活用した個人向け融資を開始していくと公表されました。

 

ジャパンネット銀行が扱うのは法人向け融資で、クラウド型会計ソフトfreeeを使用している事を前提としており、その会計データを活用して融資判断がなされるものです。

 

これまでのような試算表や決算書といった過去のデータだけではなく、リアルタイムデータに基づいて審査がなされます。

 

4月14日には、会計ソフト大手の弥生が会計データを活用したオンラインレンディング事業を開始すると発表しました。新会社を設立してオリックス、AI技術を有する企業と協業して新たな与信モデルを開発し、インターネットを通じた小規模事業者向けの貸付を行います。

 

AIを活用して日々の仕訳データ、請求書データ等を分析して審査を行うとのことです。

 

この弥生のオンラインレンディング事業では、横浜銀行、千葉銀行、福岡銀行、山口フィナンシャルグループと業務提携をして、横浜、千葉、福岡の各銀行から行員を派遣してもらい、地方銀行の中小企業向け融資に関する知見を反映させ精度向上を目指します。

 

メガバンクやネット銀行だけの話かなと思っている方もいるでしょうが、すでに地方銀行でも本格的な導入が近いのです。

 

特に今後はクラウド会計ソフトの導入が進むでしょうから、その会計データを活用した動きが今後一層普及してくると考えられます。

 

そうなると、日々の適切な会計処理がAI融資では一層重要となるでしょう。

ジャパンネット銀行は、先月6日に法人向けの融資商品をリニューアルしました。

 

変更前は

借入金額:50万円~1,000万円の範囲内で審査後、一括で融資

金利:3.9%~8.2%

でした。

 

しかし、変更後は

借入金額:ご利用限度額を審査により、50~3,000万円の間で決定し、限度額の範囲内で、1円単位で借り入れが可能

金利:1.45%~13.75%

となりました。

 

上限金利が引き上がっているのは、まだ審査に問題があって回収できないケースがあった事から、通常の銀行融資よりもリスクがあるのか?とか考えてしまいますが、借入の枠を設けて繰り返しの利用が可能ですし、最低金利も引き下がっており、中小企業には変更前よりも資金調達がしやすくなっています。

 

今後、審査の精度が向上してくれば、より好条件での資金調達も可能となってくると考えます。

 

AIが融資審査をするとなると、銀行の融資担当者は不要となってしまうのでしょうか。確かに、正常運転資金のような資金使途に対応する融資に関してはAIの審査だけで可能になってくるかもしれません。しかし、業績の悪化した企業への金融支援、創業資金、設備資金等への対応はまだ銀行員が行う必要があるでしょう。

ただ、AIの進歩はとても速いみたいですから、銀行に融資の相談に行っても銀行員はいなくて、Pepper等が窓口に座っているかもしれませんね。というか、その頃には融資も全てネットで手続きができるのが当たり前の時代になっているのでしょうか。

 

なお、クラウド会計ソフトのfreeeですが、当社はfreee認定アドバイザーになっております。今までの会計ソフトとはかなり操作方法が異なりますが、経理処理が楽になる中小企業や個人事業主は多いかと思います。もし、導入を検討している経営者様は当社にご相談ください。

 

 

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