社員の退職で業務に支障が出ないようにしましょう

先週、顧問先の社長から今期の計画が大幅に狂いそうだと相談を受けました。

 

その原因というのが、社員の1人が退職することで大幅に売上が下がってしてしまうということでした。

 

その社員の退職は経営に大きな影響があることや、取引先にも迷惑をかけるため、「担当している仕事が一段落するまでは残って欲しい」と言ったそうですが、社員の意思が固いようです。

 

せっかく経営改善が計画通りに進んでいたのにと残念がっていました。しかし、ちょっと厳しいですが、こういうことになってしまったのは社長の責任だと思います。

 

社員はこれからもずっと一緒に働いてくれるわけではありません。むしろ、すぐ辞めてしまうと思っておいた方がいいでしょう。社長ならいつ退職があってもいいように、準備をしておかなければいけないのです。

 

以前でしたら、短期間で退職するとか、転職回数が多いとかいうのはあまり良いイメージではなかったと思います。しかし、今は昔に比べるとそれほどマイナスのイメージでもなくなったのではないでしょうか。転職することが珍しくないですし、中高年よりも若い人はなおさらです。

 

社長なら1人の社員に売上・利益を依存するような事は絶対に避けなればなりません。それに1人の社員に任せきりにして、その社員でないとできない業務というのを作らないようにする必要があります。

 

中小企業なら、いつ社員が退職しても会社に影響が出ないように対応していくのも社長の仕事です。

ところで、社員がいつもすぐに辞めてしまう会社ってありますよね。そういう会社ってやっぱり何か問題があると思います。給料等の待遇面も大事ですけど、それ以上に日々の業務での不満があるとか、上司のサポートや指導が不十分であるとか、必ず何かあります。

 

その原因を改善しない限りはずっと離職率は高いままでしょうし、企業も成長していく事は難しいです。

 

取引銀行が融資先の人事面を普段重視するかといえばそんなことはないでしょうが、やっぱり人の出入りが激しい、離職率が異常に高いと感じれば、将来性にはやや問題があるかなと判断します。

 

ここまで、私は社員がすぐに辞めるのは仕方がない事であり、そうなっても業務に支障が出ないようにするのは社長の仕事とも言いました。しかし、当社の顧問先で実際にこんなことがありました。

 

入社して3時間(3日ではありません)で「なんだか思っていた会社と違うから退職します」と言い残して帰ってしまった社員がいますし、入社前日になって「やっぱやめておきます」とメールで連絡してきた人がいます。

 

ちょっと常識ない人も増えているのでしょうか。

 

資金繰りや銀行融資のコンサルタントをしています。このブログではこれまでの業務で経験したことを書いています。

プロフィール

関連記事