ブログ

ゆうちょ銀行の融資業務への進出は撤回

ゆうちょ銀行は3月31日に、2019年から口座貸越サービスを開始するため、金融庁及び総務省に対して認可申請を行いました。

 

そして、2012年9月に法人・個人向け融資の解禁を求める申請を行っていたのですが、それについては認可申請を取り下げることとなりました。

 

 

ゆうちょ銀行は以前から融資業務への参入を希望していました。スルガ銀行の代理店として住宅ローン等の取次業務、あるいは法人向け融資でも他行との協調融資には参加できるものの主幹事にはなれない状態であるため、ゆうちょ銀行が直接融資を実行できる体制にしたかったのですが、民間金融機関からの反対が根強く今回は見送る事となりました。

 

3月31日に、全国信用金庫協会、全国信用組合中央協会、農林中央金庫は「ゆうちょ銀行の融資業務への参入は基本的に認められるべきではない」とする反対意見を公表していますし、全国銀行協会からは「公平な競争条件が確保されていない」との意見が出されていました。ただ、全国地方銀行協会は個別の声明発表を見送っています。

 

基本的には民間金融機関からすると、ゆうちょ銀行が融資業務の本格的参入は反対だと思います。

 

特に信用金庫や信用組合といった小規模の金融機関からすると、ゆうちょ銀行が融資を行なえば今以上の融資獲得・金利引下げ競争が起こってしまうと予想され、かなりの脅威となるでしょう。

 

しかし、そんなゆうちょ銀行と手を組んだ方が、メリットはあるという考え方もあります。

 

スルガ銀行はいち早く提携をして、住宅ローン、目的別ローン、カードローンを仲介してもらうよう業務提携をして、融資のノウハウを持っていない郵政グループの体制整備や人材育成をサポートしてきました。

 

 

今回の口座貸越の保証業務は、すでに提携関係にあるスルガ銀行系の保証会社SDPを活用することになりますから、スルガ銀行との関係が強固なものとなります。

 

この口座貸越ですが、貯金口座に少額の融資枠を無担保で付与し、残高を超える引き落としや現金引き出し等の場合に不足分の自動貸越を行うというものです。今年の夏までには認可を得る見通しです。金利は10%台前半になる見通しで、上限は50万円となる予定です。

 

 

クリックのご協力をお願いします


社長ブログランキング

月商以上の現預金確保を前のページ

社員は経営者の気持ちを理解できません次のページ

ピックアップ記事

  1. 認定支援機関の活用
  2. 経営改善に必要なこと
  3. 中小企業も書類作成能力が必要
  4. 当社は記帳代行も行っています
  5. 経営セカンドオピニオンは全国対応にしました

関連記事

  1. 銀行融資

    半年に1回のモニタリング報告

    認定支援機関として中小企業の経営改善を支援している顧問先がいくつかある…

  2. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    2017年(平成29年)夏季休暇のお知らせ

    何だか今年は昨年よりも暑くて体調がすぐれないように感じます。熱中症の影…

  3. 経理業務

    自動車販売会社の架空在庫計上

    日刊自動車新聞電子版2020年9月7日ポルシェディーラーの昌和自動…

  4. 銀行融資

    税金滞納の融資への影響

    提携税理士に顧問先の数社について申告作成を依頼しているのですが、そのう…

  5. 金融機関に関するニュース

    都留信用組合個人ローン「スケット」

    山梨県に都留信用組合という金融機関があります。山梨県の富士吉田市、都留…

  6. 銀行融資

    メリットのある担当者ですか?

    お付き合いのある金融機関は1行だけというより複数あると思います。…

資金繰りコンサルタントのブログとは

資金繰りや経営改善、経理業務でお困りの中小企業経営者を応援するブログです。資金繰りや経営の改善、金融機関との上手な付き合い方を中心した内容で、東京都千代田区より情報発信します。

無料・有料相談を実施中です。詳しくは当社HP「無料・有料相談のご案内」をご覧ください。

ピックアップ記事

バックナンバー

おすすめ記事

  1. 中小企業支援制度

    小規模事業者の資金調達がしやすくなりました
  2. 中小企業支援制度

    実質無利子融資は延長の見込み
  3. 資金繰り

    資金繰りを考えてくれる金融機関と付き合う
  4. 銀行融資

    信用金庫の日
  5. ブログ

    起業セミナー被害がニュースになっていました
PAGE TOP