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多すぎる取引銀行数

取引銀行数はいくつまでという明確な基準はもちろんありません。ただ、やたらとたくさんの銀行と取引している中小企業と出会うことがあります。

 

以前、お付き合いのあった会社は年商5千万円程度でしたが、取引銀行は8行もありました。

 

それぐらいの年商でしたらだいたい2~3行程度ということが多いかなと思います。

 

 

それだけ取引数が多いと例えば

・A行との取引で融資をしてもらえなかった等の気に入らないことがあった。そこで、メイン行をA行からB行に変更して付き合いを始めた。しかし、B行とも融資を断られた等があったのでC行と付き合い始めた、という感じでメイン行が移っていくごとに取引銀行数が増えていった。

 

・A行との関係が悪化した、あるいは融資してもらえなかったので、とりあえず会社近くにある銀行と預金口座を開設して取引を始めた。そして融資してくれるところと融資取引を始めるという動きをしていた。

 

だいたいこんな感じでしょう。

 

会社の規模が拡大してきて取引銀行が増えたのが理由でしたら全く問題ありません。ただ、取引銀行が多いということは上記のような理由が多いですし、ほとんどはマイナスの理由で増えていったと考えられますし、銀行員もそのように思うのです。

 

取引銀行数が多ければ良いというものではありません。取引が分散されて広く浅いお付き合いになってしまいますから、2,3行程度に絞って取引をするべきだと思います。

 

 

逆に取引銀行を絞り過ぎて1つの銀行とだけ取引するのは問題です。

 

1つだけですと、金利等の条件面で言いなりになることが多いですから、複数の方が適度な競争をさせることができ、多少でも有利な条件で資金調達ができるでしょう。それに複数の銀行と取引をした方が、メイン行が融資を渋った時でももう一つの銀行から資金調達できる可能性を残すことができます。

 

ですので、複数の銀行と取引をするべきではありますが、あまり多すぎないようにしましょう。

 

 

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