私は今、資金繰りや経営改善のコンサルタントとして、多くの中小企業の経営をサポートしていますが、中小企業であっても大企業に負けない良い企業というのは本当にたくさんあります。
良い中小企業は沢山あるのですが、大企業の方が知名度は高く、給料や福利厚生面が良く、経営も安定しているため、どうしても大企業の方がイメージは良いと思います。
だから、学生が就職活動をするとなると、やっぱり大企業に興味を持ってしまうのは仕方が無い事かもしれません。
それに学生も限られた期間内に会社を決めるためには、中小企業の情報は少なすぎるでしょう。
なお、最近は親が子供の就職活動に口を挟むことが多く、せっかく就職先が決まっても「そんな会社聞いたことがない、大丈夫なのか」「いい会社が無いなら、就職浪人して来年また頑張れば」等と余計なことを言ってしまう親が増えています。
一方、中小企業側は、当社は良い会社だと学生に胸を張って言えるけど、自社の情報を発信する力が弱いためにその魅力が伝わらない事も多いのではないでしょうか。
東京商工会議所は学生に向けて魅力ある中堅中小企業を紹介するサイト「東商学生サイト」を開設しました。
http://www.tokyo-cci.or.jp/gakusei/
正式なオープンは11月1日からの予定です。
主な条件は、
・東京商工会議所の会員であること
・翌年10月末まで最長1年間の契約で32,400円
・法人に限ります
などです。
最近はなかなか人が集まらず、採用に苦労している中小企業は多いですね。私のお客様もそもそも応募がほとんどないと悩んでいます。
費用的にはそれほど負担にならない金額だと思います。学生の採用に意欲的な中小企業は検討してみると良いでしょう。