常陽銀行と足利銀行が経営統合

銀行を取り巻く経営環境が厳しい中、地方銀行が経営統合を積極的に進めています。

 

常陽銀行と足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングスは、10月1日に持ち株会社方式で経営統合をしました。

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統合後の総資産は約15兆円と地域金融グループで3位となります。

 

新会社の名称は「めぶきフィナンシャルグループ」で、報道によると「めぶき」は樹木の新芽が出るように、新しい発想や価値を生み出すことを目指して名付けたとのこと。

 

両行の本店は今まで通りで変わりはありません。北関東での両行の無駄な競争を避け、今後は栃木県や茨城県よりも魅力ある千葉県、埼玉県、東京都など南へ進出することが予想されます。

 

また、しばらくは営業エリアの重なる支店は存続するでしょうが、いずれは統廃合が進むと思われます。

 

ところで、毎日新聞2015年11月18日地方版にも書かれていたのですが、昨年11月17日に栃木県内の経済5団体が足利HDに対し、統合後も地元企業を積極的に支援することなどを求める申し入れ書を提出していました。
その記事はこちら
http://mainichi.jp/articles/20151118/ddl/k09/020/012000c

 

しかし、先月お会いした足利銀行がメイン行のある会社(の経理部長さん)から相談があったのですが、赤字が続いてしまったので、初めてのリスケをして経営改善を図っていきたいと足利銀行にお願いしたら、「どうせそんな計画は達成できるわけない」とか「経営者として責任をとれ」などと言って支援してくれる気が全くないと怒っていました。

 

その会社への対応が今回の経営統合と関係あるのかないのか知りませんけど、結構大きな会社さんで地域に与える影響も大きいのにずいぶん冷たい対応をする銀行だと思います。栃木県の経済5団体の役員の方々は、足利銀行に地元企業の支援を行うよう毎日でも申し入れをしましょう。

 

この件に限らず、最近はリスケに応じてくれないというご連絡を頂くことが増えました。リスケを検討しているあるいはこれからという社長さんは注意して下さい。

資金繰りや銀行融資のコンサルタントとして、これまでの経験や学んだことを書いています。

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