ブログ

取締役や株主に信用保証協会とトラブルになった人いませんか

中小企業なら取締役と株主は社長一人だけ、または社長の家族だけという事が多いとは思うのですが、仲間と共に会社をつくろうとみんなで出資したり、取締役に就任したりする会社さんにもよく出会います。

185589

1人よりたくさんのメンバーで協力し合っていくほうが会社の成長は早いでしょうし、経営にとってプラスの面が大きいといえます。ただ、こういう場合に時々見られるのが、仲間割れをして会社をたたむということでしょう。

 

そして注意するべきことがもう一つあります。それはメンバーの中に、信用保証協会と過去にトラブルを起こした人がいないかということです。

 

もしそのような方が株主や取締役にいる場合、信用保証協会の利用が難しくなる可能性があります。

 

以前お付き合いのあった東京の会社さんなのですが、取引銀行を通して東京信用保証協会に保証を依頼したところ、詳しい内容は話してくれないのですが、取締役の一人に問題があるということでした。

 

そして、(おそらくこの人だろうという)取締役の方に確認したところ、かなり前に信用保証協会に迷惑をかけたことがあるということでした。

 

その方には取締役を外れてもらい、株についても社長が買い取ることにしました。

 

しかし、信用保証協会の立場からすると、取締役と株主から外れたとはいえ、従業員あるいは外注先としてつながっており、会社に影響力を持っているのではないかと疑った考えを持っていました。

 

そこで、完全に付き合いが無いこと、そして今後も付き合いは発生しないことを何度か担当者に説明しました。そして、しばらくしてから保証を得られるようになったのです。

287274

 

業績が悪くて保証が得られないのであれば仕方がないし、改善していけばいいのですが、上記の理由で信用保証協会からマイナスの評価を受けてしまうのは、絶対に避けなければなりません。

 

このケースでは、その取締役の方が会社から出て行っても業績には影響が無いことから良かったのですが、影響が大きい場合は、自社の事業に一切無関係であることを説明することが難しくなり、信用保証協会を説得することが難しくなるでしょう。

 

これから一緒に頑張っていこうという時に聞きにくい事ではありますが、自分以外に誰かを取締役や株主に迎える場合は、過去に信用保証協会とトラブルになったことがないか、ぜひ事前に確認するようにして下さい。

 

中小企業が金融機関から資金調達をするとなると、一度は信用保証協会を利用する可能性は高いです。そんな時に資金繰りに大きな影響を及ぼさないようにしましょう。

ピックアップ記事

  1. 税理士変更を検討してみませんか
  2. 経営に役立つ経理を
  3. 古い情報よりも専門家の最新アドバイスを
  4. リスケジュールのすすめ
  5. 中小企業の事業リスク>金融機関の信用リスク

関連記事

  1. ブログ

    ファクタリング

    最近、ご相談で多いのは「(税金の未納があるなどの理由で)銀行が融資をし…

  2. ブログ

    商工中金で不適切な融資が行われていました

    株式会社商工組合中央金庫(商工中金)鹿児島支店において、一部の職員が取…

  3. ブログ

    「借りられる」と「返せる」は別です

    経営者やコンサルタントの中でも考えは様々ですが、銀行から「借りてくれ」…

  4. ブログ

    山形県の百貨店「大沼」に投資会社が出資

    山形県の老舗百貨店「大沼」は赤字が続き、自助努力だけでの対応は難しいと…

  5. ブログ

    銀行員の転職希望者が急増

    リクルートキャリアに転職希望者として新たに登録した銀行員は、2017年…

  6. ブログ

    何事も継続することですね

    今月に入ってからご依頼のあった記事執筆がようやく終わりました。信用保証…

無料・有料相談実施中

ピックアップ記事

2016年9月
« 8月   10月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

おすすめ記事

  1. 銀行融資

    メリットのある担当者ですか?
  2. 金融機関に関するニュース

    スルガ銀行不適切融資問題 9月7日に報告書を提出
  3. ブログ

    平成30年1月からのセーフティネット保証5号の対象業種が公表されました
  4. 銀行融資

    借換えの提案
  5. ブログ

    社長の奥さんは一人で資金繰りに悩んでいませんか
PAGE TOP