資金繰り

ファクタリング

最近、ご相談で多いのは「(税金の未納があるなどの理由で)銀行が融資をしてくれない。売掛金があるのでそれをお金にする方法はないのだろうか」という内容です。そして、その方法の一つにファクタリングがあります。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、企業が保有している売掛金などの売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことによって、本来の回収期日よりも前に資金化することができる方法です。

取引相手が企業の場合、自社が商品・サービスを提供しても例えば月末締めの翌月末支払いなどの取引条件があるために、すぐに資金化にならないことが多いかと思います。しかし、多くの企業は売掛債権の入金前に仕入・外注費支払、給料等諸経費の支払いが先行し、資金繰りに悩む経営者は多いでしょう。

通常ですと金融機関に融資を申し込むわけですが、赤字、債務超過、税金未納、借入金過多などの理由によって必ず資金調達できるとは限りません。それに審査結果が出るまでに時間がかかることもあり、急を要する場合は間に合わないかもしれません。

ファクタリング会社は、買い取りを依頼する企業よりも売掛先企業の信用力を重視します。よって、金融機関からは敬遠されがちな経営状況でも、資金調達できる可能性が高い方法なのです。さらに、申し込みから実行まで短期間で済むことが多く、急いでいる時も利用しやすいといえます。

 

ファクタリングのメリットとデメリット

♦ファクタリングの主なメリット
・自社の経営状況が悪くても資金調達できる可能性が高い
・短期間に売掛債権を資金化できる
・金融機関以外からの資金調達方法が確保できる

♦ファクタリングのデメリット
ファクタリングは資金繰りに悩む企業にとっては、とても便利なように見えますが大きなデメリットが存在します。
・売掛先に知られてしまいます
通常、ファクタリングは次のような流れになります(3者間ファクタリング)。

ファクタリング図表1

この図で分かるように、売掛先にファクタリングの利用を通知をしたり同意してもらったりすることから、ファクタリングの利用が売掛先に知られてしまうことになります。しかし、そうなると自社が資金繰りに窮している安全性に問題のある企業と思われてしまい、今後の取引に支障が出てしまうかもしれません。

そこでこの問題を解決するための手段として、売掛先に知られずにファクタリングを利用する方法もあります(2者間ファクタリング)。2者間ファクタリングは次のような流れになります。

ファクタリング図表2

・手数料が高い
売掛債権を買い取ってもらう手数料は、金融機関から資金調達するよりも割高です。

金融機関から資金調達するときは、年利で高くても2%台かと思います。3者間ファクタリングの場合、あるファクタリング会社に確認したところ、月に1~5%程度とのことでしたから、銀行のように年利で考えると結構な手数料となります。

そして、2者間ファクタリングを利用する場合は、さらに高い手数料となります。私の知っている範囲で申し上げると、1ヶ月後に入金される売掛金の買取手数料はほとんどが10%前後です。

それ以外にも調査手数料、事務手数料などの名目で手数料を要求してくることもあり、買取手数料が低かったとしても、トータルでの手数料が結構な額になることもあります。

「ファクタリング」「売掛金、資金調達」などと検索すると、たくさんのファクタリング会社が出てきます。その中には資金繰りに悩んでいる企業の足元を見て、高い手数料を要求してくるファクタリング会社が存在します。ぜひ注意して下さい。

利用はやむを得ない場合に限り、かつ必要最小限で

このようにファクタリングの利用によって早期に資金化ができるにしても、銀行融資よりも高い手数料というデメリットがあります。利益率の低い事業を行っている会社は、せっかく稼いだ利益が無くなってしまうかもしれません。利用は極力控えるようにしましょう。

そのためにも、まずは普段から資金繰りをしっかりと管理し、時間的余裕を持って金融機関から資金調達できるよう行動しましょう。しかし、残念ながらどこからも資金調達ができなかった場合、ファクタリングを資金調達方法の一つとして検討するわけですが、どうしても支払いを遅らせるわけにはいかない支払いに限定し、最小限で利用するようにして下さい。

選択肢はファクタリングしかないのか? よかったらご相談下さい

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無料の電話・メール相談を行っているので、もしよかったらご利用下さい。

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